オーソドックスなテーマに、より普遍性を持たせるため、技術的な面での派手な演出は控え、プレイヤーの想像力に訴えることを目的として構成されたRPGです。
「夢と希望の物語」の所以は「人間たちの物語」ということ。なぜなら、夢も希望も、それに付随するすべてのものは人間の持ちうるものだからです。一貫して作品のなかで描かれているのは「人間」であり、ゆえに複雑な世界設定は裏方になっています。
ある日不思議な夢を見てから徐々に出生をめぐる運命に巻き込まれるジャレット、突然故郷の住人が行方不明になり取り残されてしまうプリム、重大な使命を背負って遠い世界からやってきたルーディス。物語はその3人を中心にして、多角的に進んでいきます。
さまざまな喪失を抱えたキャラクターたちがどのようにそれを乗り越えていくか、それがシナリオのテーマであり、それをいかにプレイヤーに伝えるかがゲームバランスのコンセプトです。
原文:【MEET INVADEさん】