突如として精霊使い“リーセル”の前に現れた、ネフォスの森の怪物と似た姿をした精霊(主人公)を、誤ってスピリチュアルソードで切りつけられてしまった縁で、リーセルや他の精霊たちと過去を清算するために冒険するロールプレイングゲーム。
フィールド上の敵は見えている状態でありながら、リーセルが敵を封印して一気に消し去るという技能を持っているので、多量の敵と戦って経験値を獲得しなければならない、といったような面倒な事は無い。また、精霊たちにもそれぞれ、闇の気を封印したり、ジャンプで飛ぶといったような技能を持っているので、宝箱を取るためだとか、先に進むためにもパズル的な要素を解きながら、フィールドを進んでいくことになる。
あと面白いのは、魔法のおぼえ方だ。世界中のフィールドに散らばっている“魔法のカケラ”を集めると、その個数に応じたレベルの魔法を覚えることができる。おぼえたい魔法も数ある中から選択できるので、やろうと思えば魔法のカケラを沢山集めて、序盤から強い魔法を習得する事も可能なのだ。
≪感想≫
ストーリーは短めだけど、カジノのカードゲームで獲得したコインで強い武器と交換できたり、フィールドでのパズル解きなど、遊び要素が多いことが評価できる。魔法をおぼえるシステムも、自分なりの成長のさせ方ができるので面白い。新しいRPGツクールXPの表現力が体感できるゲームです。