全てを失い、全てに絶望した者たちが辿り着く場所。
それがここ、鉛街(なまりまち)。
十九歳の六月、僕もそこにやって来た。
鉛街には夢も希望もない。
あるのは......ただ、無表情で歩く人々と、無数に聳え立つ高層ビル、そして......無限に続く鉛色の空。
その街の廃ビルで、僕は一人の少女と出会った。
猫のような、鴉のようなその少女。
身寄りも戸籍もない、その少女。
彼女は夜に怯え、運命に嘆き、自分以外の全てを嫌いながらも、気高く、強く生き続けていた。
まだ見ぬ明日に、多くの不安と、ほんの少しの期待を抱きながら。
「私だって生きているんだ!!」
───これは『弱者を捨てて、前進し続ける』時代に向けて謳った、彼女の物語。
プレイ時間二、三時間ほどのビジュアルノベルです。
映画のような作りとなっています。
ゲームをやり終えたときに、少しだけ「生きること」の意味を考えてくれたならば幸いです。
ゲームの感想とか待ってます!
↓ゲームのPVです
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16283837
◆ver1.05からの変更点
・誤字、セーブ時に起きるバグ修正
・主題歌「キボウノウタ」追加!
2011/12/27 追記
新着ソフトレビュー執筆者が選ぶ2011年ベストオンラインソフトに選出されました!
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/111227/n1112271.html
サムネ&広告&イメージ画像
廃ビルでの暮らし
10歳の誕生日
不眠症の少女と静かに朝を待つ
ゲームポイント
・一本道の感動系ノベル(一部過激なシーンあり)
・画面サイズ800x600
・7/29(金)のvectorレビュー記事に掲載
・新着ソフトレビュー執筆者が選ぶ2011年ベストオンラインソフトにノミネート!
[朝焼けの謳]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- XP Vista 7
- 制作者
- クラフトエイジ
- 本体サイズ
- 131MB
- Version
- 1.05
- 最終更新日
- 2011年7月14日
- お気に入り
- 票1票
太惊艳了
オールBのようなゲーム。これといった欠点がないくらい。
シナリオは露骨な自称もしている感動系で、失踪した娘を放送を使って呼び出すのがクサすぎだけど、
まあキャラも未成年だしギリアリかな
叩かれてるシステムは別に悪くはなかった
しかしヒロインは処女を隠していたが、もし主人公とセクロスしていたらどう誤魔化したんだろう
これまでもノベルゲームは色々とプレイしてきましたが、これほど感動するストーリーはなかった(というか、途中からは期待通り)です。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。
『一番印象に残ってるのは 歌!かも』
あの歌はすごいねえ。
うだうだ万歳さんだっけ。
当時ジュニアハイスクール? 声 すごーい。
たまに車で歌聞いてる。
本編の方は何度目かの再読。
細かい内容忘れたころに再読するのも良いものです。
最初 話に違和感があって・・・
しばらくして あれ たしか・・・と 思い出し始め
ああ 伏線だったんだと思い出し 感心し・・・
いや~ 良かったわ!
たぶん 再読するたびに そう思ってるんだろうなあ^^
とても良かった。自分にとって生きると言う意味を考えさせられる作品でした。そして、黒髪のヒロインともう1人のヒロインの生き方がとても健気だなと思いました。そもそも17歳と10歳未満で2人で暮らす事自体あり得ないと思いました。しかも17歳の方はもう自立して、もう1人のヒロインの為に既に働いているし、とてもたくましいなと思いました。もし自分が彼女の立場だったら、そんなにしっかりした事はやれないと思います。
主人公の方もちょっと、気の毒だなと思いました。彼は祖父が正しいと思う生き方を教えてくれて、それを実行して、祖父が間違った行為を訴えただけなのに、それで、家族からも親戚からも
追い出されるなんて、そんな馬鹿な事はないと思います。それで彼は鉛町に家無しとして、流れ着いたわけだけど、結果的に彼がヒロイン達と運命的な出会いを果たして良かったと思います。
そうでなければ、主人公はヒロインの秘密を知る事にもならなかったし、惹かれる事もなかった
と思います。そして3人は結果的に鉛町を出る事になるわけだけど。この3人はこれからも幸せになってほしいと思います。
とても考えさせられる物語でした。
貧困問題を頭では知っているはずなのに、直視しようとしない社会。それを当人が耐える自己責任だけではなく、社会の問題として描いていた点はとても勇気ある作品だったと思います。また、一つの組織(親戚)のお偉いさんだけではなく、会社の採用の人、町中の通行人など、多くの人が起こしている問題という位置づけで切り込んでいるストーリーがとても素晴らしかったです。
主人公のセリフは、大人二人とも結局何が言いたかったのか、理解し切れませんでした。
でも実際の世の中では、そういうことも多くあるのかもしれませんね。ただ耐えて生き延び続けることしかできなくて、そこで説得力のある筋道立てたメッセージを求めるほうがおかしいのかもしれません。そう考えずにいられませんでした。
最高におもしろい
台詞回しというか、文章がクドくて臭い。
キャラクターが好きになれるかどうかで評価が真っ二つな作品かと。
あとは散々指摘されてるシステムの不便さ…
せめてボイスOFF機能が欲しかった。
(あの舌足らずのキャラの喋りが生理的にムリ)
スラム街の生活っていう設定は面白いのに
それ以外の粗が目立つ惜しい作品。
ノベルゲームの核となる、文章表現のレベルが高いと思いました。
シナリオもテンポよく進行していきます。
最大の見どころと感じたところ。
それは主人公とヒロインによる主張のぶつかり合いで、まさに作品のテーマです。
ちなみに、わたしはヒロインの考え方に共感しました。
主人公の生い立ちや、最後の展開は「え~?」という感じもしましたが…。
全体的に、とても楽しめる作品だと思います。