■あらすじ
“午前0時0分に、この学校の二階と三階の踊り場にある鏡の前に立つと、何かが起こるらしいよ…。“
夏休みのとある日の午前0時、学校の踊り場の鏡の前で倒れていた少女 透(とおる)は、鏡の噂を確かめに来た少年 大鶴(おおつる)に助け起こされる。
その後、帰ろうとする二人だったが、何故か出入口の扉が開かない。そんな時に、校内に響く謎の放送は透を放送室へ呼ぶ。
渋々放送室へ向かった二人を待っていたのは、男性教師 空路(うつろ)だった。空路は、夜の学校に忍びこんだ罰として、透に「未来の私」をお題に作文を書くことを要求し…。
怪談の噂がある深夜の学校で、少女が未来を、自分を見つめる物語。
■声の出演
・大鶴:佐野裕理
・空路:木下アルヴィン
ゲームポイント
クリア時間:約1時間
ボイス:主人公以外ボイス有り
EDの数:1つ(選択肢無し)
※注意書き
・ブラウザ版はタイトル画面の起動とEDムービーの読み込みに少し時間が掛かりますので、読み込むまで待機して下さい。特にEDムービーは最後までシナリオを読み終え、暗転したらしばらくクリックまたはタップせずに待っていて下さい。
・ボイスの音量の調節をする際は、設定(config)のSEを調節して下さい。
最も注目してほしい点、力を入れた点
「学校の怪談」という怪しさがありつつも、温かな雰囲気を目指しました。立ち絵は、アナログで描いています。表情の差分を沢山描いたので是非見てください。また、BGMはほとんどピアノ曲で統一しました。EDは特に手作りの温かさを大切に作ったので、是非主人公達の心の動きと共に最後まで見ていただけると嬉しいです。
[午前0時の私たち]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 7 8 10 11
- 制作者
- 山口ぱんじぃ/Mon.Key屋
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 437MB
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2024年2月29日
- お気に入り
- 票1票
・良かった点
小学生が自分と世間の乖離に葛藤するも、前を向く姿が丁寧に書かれていた。
落ち着きのあるサウンドが雰囲気に合っていた。
悪役がいない物語でありながら、すっきりとした読後感を演出できていた。
・気になった点
夜の学校という舞台に対し、イラストの色相が明るいので、あまりなじんでいない。
演出やUIはスタンダードで、可もなく不可もない。逆に言うと印象に残りにくい。
とても印象に残る画風の主人公たち(わたし好み!)が表情豊かで、時々、空路先生の目が開眼!する時があり、ドキドキしました。最後の大鶴くんと空路先生とのさよならのシーンの一枚絵は、ジーンときましたし、笑顔の大鶴くんと空路先生の素敵なスチルは、もっと長く見ていたかった!
空路先生の役割が気になりつつお話を読み進めていたのですが、「そうだったのか!」と納得のエンディングでした。空路先生の声の表現の変化が素晴らしかったです。少ない登場場面でしたが物語を引き締め、存在感をだしてらっしゃった。空路先生が好きになりました。
もちろん大鶴くんも透さんに寄り添い、かける言葉が優しかったり、ときには率直な意見を言ってくれたり、側に一人は居て欲しい存在だと思いました。
物語が終わってからの余韻を残す演出も良かったですし、透さんのお声も聴けて良かったです♪
色々と書き連ねてしまいましたが、本当に面白かったです。
ありがとうございました!
プレイして頂き、ありがとうございます!また、感想までありがとうございます!!
それぞれの登場人物に心を寄せて下さっているのが伝わり、とても嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございましたm(_ _)m