「そんなに苦しかったら、いつでも死んでいいんだよ」
私はその言葉を聞くたびに、胸がきゅっと音を立てるような気がした。
いつも苦しい私に、その言葉をかける彼は、
ほんとに穏やかな顔をしていた。
内心、死にたい気持ちはいつもあったが、
その言葉を聞くと、悔しくて、バカみたいで、死ぬことが出来なかった。
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プレイ時間30分~1時間ぐらいの短編サウンドノベル。
BGMは全てピアノの即興生演奏。
音と文章、そして写真で送られる物語をどうぞお楽しみ下さい。
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今回はそんな穏やかな心を持った、青年「加藤」と、少女「チヅ」の、
海小屋を舞台にした物語。
ほんとうの幸せってなんだろう。ほんとうのやさしさってなんだろう。
やさしさを詰めた、切ないサウンドが流れる物語です。
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特設サイト「朝焼けのブルー」(音楽が流れます)
http://kiminoyume.web.fc2.com/asayake-buru-.html
映画のような画面。音と文と写真で楽しめます。
海を巡る物語。波の音が聴こえる。
ゲームポイント
・写真背景と文章、音楽のシンプルなノベル
・BGMはピアノの生即興演奏
・プレイ時間30分~1時間
[朝焼けのブルー]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 95 98 2000 XP Vista 7
- 制作者
- 君島三夜
- 本体サイズ
- 64.5MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2012年9月24日
- お気に入り
- 票0票
短いので疑問のまま消化されずに終わってしまったものも多かったですが、取り上げたテーマはとても引き込まれるものでしたね。文章も、登場人物の気持ちがストレートに伝わってくるような書き方で良かったです。
音楽はメロディーが定まらずにとても聴きづらい曲が多かったのですが、作者さんの即興演奏と知って納得です。作者さん自身が伝えたいメッセージを込めて音楽を付けたというのも魅力ですね。
一人を除き評価が高い作品でしたが、期待ハズレでした。
まず、文章が稚拙。例えば、
「この海小屋は田舎のビーチで、あまりお客はこない」
この文章だと、「海小屋=ビーチ」になるのでは? 「この海小屋は田舎のビーチにあり」なら意味がわかります。一箇所だけならそんなに気にならないんですが、全体にわたってこうした文章の稚拙さが目立ちます。一人称と三人称が混ざったりとかも。
主人公の女の子の病気に関する説明も、よく分かりませんでした。「感覚伝達物質」ってなんでしょう? 「神経伝達物質」なら分かるんですが。
ストーリーもよく分からない。
『ナルキッソス』などに影響された感じが……。感動させようとして空回っている印象です。
多分、ストーリーそのものではなく、全体の雰囲気で勝負しようとしたのだと思いますが、その土台となる文章や説明が稚拙なため、雰囲気も生きてこなかった、という感じです。
一度、推敲をしてみる。あるいは、ちゃんと意見を言ってくれる人にテストプレイをお願いする。そういう方法で、こうした問題は解決出来るように思います。
音楽は、ピアノオンリーですが、なかなか良かったです。
癒しのある作品
即興演奏は素晴らしい
ありがとう
加藤とチヅの やさしくて少しシリアスな物語です。
場面 場面で流れる素敵なBGMが とても素晴らしいものでした!!!
音楽はいいがストーリーを頑張って欲しかった