聖地巡礼をテーマにしたノベルゲーム。恋愛+ミステリ。
3ルート合計で、プレイ時間は3時間くらいです。
~あらすじ~
藤沢鏡は、高校の夏休みを利用して雅穂町へとやってきた。
目的は、彼の大好きなゲームである『魔女っ子MA・SA・HO』の聖地巡礼。
『魔女っ子MA・SA・HO』は、雅穂町を舞台にしたゲームであり、
ゲームに登場する場所や少女たちは雅穂町に実在する。
そんな夢のような世界を、鏡は興奮と共に堪能する。
しかし、その興奮は違和感に上塗りされていった。
ゲームの中とは違い、少女たちは傷を負っていたのだ。
鏡は、雅穂町で日々を過ごす中、
町と少女たち、そして自分自身の秘密へと迫っていく。
スクリーンショット
スクリーンショット
スクリーンショット
タイトル画面
[鏡の国のイデア]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- XP Vista 7
- 制作者
- あかすくぱるふぇ
- 本体サイズ
- 129MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2013年2月12日
- お気に入り
- 票0票
海は何故死んだ?
あとはエピローグのぶつ切り感がちょっとひどい
グラフィック、とても可愛らしいですね。システムも充実しています。
ミステリーらしく伏線も多く、後半にはそれらがまさに高速で回収されて驚きました。
でもちょっと伏線の撒き方が乱暴ではないか、という印象を受けました。
・主人公がヒロインに対しやけに慣れ慣れしい。
・ヒロインのコスプレのような格好にツッコミの無い周囲。
・出演ゲームを知らないのに、ゲームと同じ格好をしている
これらの「違和感」は後半になってから解消されますが、プレイヤーはプレイ中、
これらの伏線を伏線と気付くまでどう思えばいいのでしょう?
その部分が圧倒的に説明不足ではないでしょうか。
確かにこの「違和感」が重要かもしれませんが、私はそれらを「謎」と
認識できず、「違和感」が「雑な描写」に読めてしまい、不快感を覚えました。
もう少しミスリードが用意されていれば、違和感も感じずに
伏線を素直な気持ちで受け入れる事ができたと思います。
後は細かいツッコミです。
・かおりルートの ナース「先生、鏡さんが・・・」という台詞は誤植でしょうか?
・鏡と優一の喧嘩。真相を考えると鏡視点で優一を客観的に描写したり、
かおりがどちらが鏡か優一か一瞬で判別したりするのは無理がありませんか?
・結局、海さんはどういった存在なのか解説も無く、1つのルートで1人のヒロインの悩みを
解決するという構成の結果、彼女の目的も果たされないのは残念です。
・聖地巡礼や魔女っ子というテーマが、後半には影を薄くしていたのが残念。