▼あらすじ
「23XX年、伽耶の手記より」
――自分の知らないこと、未踏の土地、異国の文化、異なる思想。
なんでも努力とお金で解決できると決め付けてしまったのだ。
知れば知るほど後悔することが、世の中には溢れているともわからずに。
私たちの身に起きた真実を知って欲しい。
私は狂っていないのだということを知って欲しい。
この文章は、遺書と呼ぶには、とても......。
▼概要
※若干の「流血・グロテスク・同性愛」表現が含まれています。
想定プレイ時間30分~1時間ほど。
今作はEIN-CHEREによる短編デジタルノベルとなっております。
選択肢はございません。
タイトル画面
“グラ”のつぼみ
音羽と伽耶
古書を求めて
ゲームポイント
・想定プレイ時間30分~1時間
・選択肢無し・短編デジタルノベル
・LiveMaker製
[過去への渇望]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 対応OS
- 95 98 Me 2000 XP Vista 7
- 制作者
- MACHA&野菊&藤澤
- 本体サイズ
- 103MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2014年6月 9日
- お気に入り
- 票0票
サスペンテッドミステリアスストーリー。
SFになるんでしょうか。
架空の設定から紡ぎ出される物語は、誰にも気付かれることなく消えていこうとしています。
物語の尺自体は短いのですが、テーマ性の表現、物語として魅せる脚本は心を惹き付けてくれました。
グラフィックは、背景写真がリアリティーを与えてくれて、臨場感、現実感に寄与していたと思います。
キャラはイラストですが、リアル寄りのタッチが作風に合い、インパクトを与えてくれました。
BGMは、ピアノ調の曲が多く、静かで穏やかに、時にミステリアス、ドラマティックに演出し、クールです。
曲単体でもじっくり聞きたくなる、そんな曲です。
システムは、物語が短い上にリプレイ性の強い作品ではないのでバックログがあれば十分でしたが、何故かショートカット機能があるという親切設計。
作者様、長編作品の時は是非実装をw
強いて述べるなら、履歴背景色が目にキツい気がしました。
オリジナリティーは、判断不能。
個人的には、とても新鮮でした。
総評として、世界設定や人間性とか、ミステリアスな展開、描写が魅力的な作品でした。
考えさせられる、テーマ性のある作品でもあると思います。
ダレずに読みたいと思えるのは、それだけシナリオ作りが上手いのだろうなと思いました。
このレビューは、嫉妬と呼ぶには、とても……w
もし人間が簡単に栄養素をとれたらどうなるか、というお話です。
10年前ほどに議論したことがあるので、ストーリーは理解しやすかったです。
グラフィックとサウンドはかなりお気に入り。