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300年ぶりの地球に、泣け

希望の無い星で生きる高校生たちを描いたSF・青春ノベル

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総合得点
71.9
comment 12 (平均:4.2点)
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ゲームポイント

最も注目してほしい点、力を入れた点

プレイヤーの皆様へのメッセージ

[300年ぶりの地球に、泣け]の詳細

頒布形態
フリーウェア
カテゴリ
アドベンチャー・ノベル
年齢制限
R-15指定(15歳未満禁止)
対応OS
Windows 95 98 Me 2000 XP Vista NT 7 8
DL回数
制作者
永遠の文芸部
制作サイト
永遠の文芸部
本体サイズ
333MB
Version
1.2
最終更新日
2015年5月23日
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300年ぶりの地球に、泣けのコメント一覧(レビュー数:12)

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    シナリオ
    内容には引き込まれたが、時折意味不明な点も多く、伏線の回収が上手くいっていない部分がある気がした。
    本作品は時空を倒置させる技法を多用することで多くの伏線を作り出していた。時制倒置は読み手に与えるインパクトが大きく、上手く使えば深い印象を残すことが出来るが、無意味に多用し過ぎて本当に大事なところが伝わりにくくなっているように思う。時系列はもう少しストレートに放ったほうが良いように思えた。
    逆に、表現技法は直截的なものが多かった。もう少し変化球を投げても十分伝わると思うし、見栄えも良いので、時制倒置を抑えるかわりにそちらの方面に伏線を伸ばしたほうが良かったんじゃないかと思う。
    あとは、物語の起伏が少ないのも気になった。暗い話であるので多少は仕方ないとは思うが、起承転結の所謂「転」に当たる部分がこれといってなく、人によっては途中で飽きてしまうかもと思わずにはいられない脚本だった。
    とは言え、ストーリー背景は悪くなく、内容も一応纏まっていたのでまあOKと言ったところかと思う。
    ただ、上述したような気になる点も多く抱えているので脚本に関してはまあ読み手を選ぶだろうなと言った印象を受けた。

    グラフィック
    有料版に突っ込んでも通用するだろうと思う。キャラクター、イラスト共に文句なし。
    背景をもう少し工夫すればより良くなりそうだが、今のままでも一応OKかと思う。

    サウンド
    ボイスについては、無料でここまでの出来は中々ないので素晴らしいが、有料版に突っ込めるかは少々悩む。いや通用はするだろうが、全体的に声が暗く、低く、感情の起伏の乏しいのが気になった。
    暗い物語だから多少テンションが下がるのは分かるが、例えば立ち絵が笑っているのに声が静かで低いといったようなパターンが多々見られ、もう少しボイスの緩急をつけてほしいと思った。
    ただ、無料と言うことを踏まえるとボイスに関しては十分満足できる領域であると思う。
    BGMも多少単調な部分もあったが、種類も多く聞いていて苦にはならなかった。こちらも有料に突っ込めるくらいのスペックはあると感じた。
    気になったのはヴォーカル。声優と曲の音域があっておらずかなり苦し気に聞こえる。声自体も如何にも素人と言った印象。声優が本業だから仕方ないといえばそうだが、曲のキー調節するなりボイスエフェクタ使って改善するなりもう少し工夫は出来たんじゃないかと思う。
    ただ、ボイス全般の総評としては十分満足できた。

    システム
    起動も早く、サクサク動くし、落ちることもない。セーブスロットも十分で、飛ばし読み、ボイスカット等一通りの機能を完備しており、システム面に関しては個人的にはケチの付けどころが無い。素晴らしい出来に驚いた。

    オリジナリティ
    世界観やストーリー構想は悪くなく、脚本も独特。
    万人受けするようなスタイルではないと思うが、個人的には悪くないと思う。

    総評
    ストーリー(脚本)に一部残念に思う部分はあれど、全体としては無料ゲームの中ではかなりいい出来の部類に入ると思う。
    特にグラフィック、システム、ヴォーカル以外のサウンド面は有料でも十二分に通用するレベルだと感じた。

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    とても感動、共感、興奮させていただきました。
    最初の冒頭や、ストーリーの初めに結論を起き、
    次にストーリーに入っていく、倒置法に魅了されました

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    本当に鳥肌が立つ作品でした。一番良かったのは物語(本文)です。

    胸糞事件が連続するような物語は時々見かけますが、この作品は、単に「どこかの国か会社が悪事を企てている」という問題ではなく「それに便乗する/煽られる国民の醜さ」という所にしっかり切り込んでいることが、とてもとても考えさせられました。だからこそ、結末まで生きて主人公が発した「生きること」についての言葉にも、ものすごく重みを感じます。場面は胸糞悪い事件が多いですが、伝えようとしたメッセージは、過激なこととも、胸糞悪いこととも少し違うと感じます。その部分が何よりのオリジナリティーだと思います。
    私はもともといじめなどの迫力ある描写の物語を冷静に読み続けることが本当に苦手なのですが、この物語は不思議にも引き込まれて一気に読み進めてしまいました。

    あと、パンチが効いた皮肉(冗談?)のようなセリフが多いことも、笑えて楽しかったです。

    伏線については推理が得意ではない人なのであまり緻密に解いていませんでしたが、それでもわかりやすい内容でした。

    個人的には、今の日本で起こっていることとも重なる部分がある気がして、そういう世の中でも希望を持つってこういうことなのか、どういうことなのか、ということも考えさせられました。

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シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。

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ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。

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ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。

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操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。

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独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。

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熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。

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