×についての恐怖を語らせてください。
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選択肢無し、一本道の短編です。
所謂掌編ノベルゲームです。
プレイ時間は15分~30分くらいでしょうか。
そんな長くないです。人によってはもっと短いかも。
ホラー的なものを目指しましたが、怖く無いかもしれません。
ただ、×に対して不安な気持ちが伝わればいいな。
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内容としては、詩っぽいのかもしれません。
もしかしたら、よくわからないものかもしれません。
伝わらないかもしれません。
ただ、「私」は×について語りたかった。
そこには確かな思想が在った。
その雰囲気だけでも感じてもらえたら光栄です。
タイトル画面
汚いネズミ
私は死ぬ。何度も。
彼女は、誰?
ゲームポイント
プレイ時間:15分~30分(個人差あり)
グロテスクな表現有り
抽象的な雰囲気
[それがそれでそうならば]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- XP Vista 7 8
- 制作者
- ととと
- 本体サイズ
- 14MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2015年7月 5日
- お気に入り
- 票0票
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あれ、シナリオにも星を入れたつもりだたのですが…正当な評価で投稿出来ずに申し訳ありません。
気になった方はプレイしてみて損は無い作品だと思います。
以下、ネタバレというか自分なりの考察がありますので、気になる方は読むのをお控え下さい。
作中のXとは愛の事では、と冒頭で思いました。
作品は女性を主人公に描かれており、思春期から母になるまでの、そしてこれからも継続するであろうXについての読み物です。
後書きでも触れられていましたが、これはホラーでは無く、一人の人間が葛藤しながらも前向きに生きていく(生き続けなくてはいけない)ストーリーだったのだと思いました。
彼女の心と頭に関係なく成長によって訪れる様々な戸惑い、またそれを強制される自身の運命。彼女にとってそれこそがXだったのだと思います。
彼女の嫌悪する世界は相変わらず自分とは違う人達であふれているけれど、Xはそれらと彼女を巻き込んで恒久的に続いていくものなのでしょう。
果実は恋や性への興味の象徴、泉は女性器の象徴、蔦はへその緒と解釈し、最後までつっかかり無く読み進める事ができました。
もしかしたら作者様の意図する所は別にあったかもしれませんが、私はこう感じました。
詩的な表現が過ぎるな、と思う所もいくつか見られましたが、個人的には楽しい作品でした。
少女の暗闇を一人覗いているような…そんな時間が味わえました。
所で、作者様の憧れる方というのは一体どんな方なのでしょうか。私も飯○さんというゲームや小説で活躍する方のファンでしたので、気になりました。
機会があれば、是非教えていただきたいものです。
それでは、長文になりましたが、失礼いたします。楽しい時間をありがとございました。