一年前のあの日。
雪降るバレンタイン。
忘れたい思い出。でも、忘れられない思い出。
今年もまたこの季節がやってきた――
チョコが欲しくてしょうがない男の子と、
チョコを渡したいのに素直になれない幼馴染の女の子。
ちょっと甘くて苦すぎるラブコメディー、始まります。
イベントCG
メインヒロイン
日常シーン1
日常シーン2
事件勃発?
タイトル画面。本編クリア後に……
ゲームポイント
プレイ時間:1時間程度
選択肢ナシ、一本道の短編ノベルゲーム
更新履歴
2016/02/04 ver1.00公開
2016/05/28 ver1.01公開
・おまけエピソードの出現をわかりやすく
・その他誤字修正など
[バレンタインテロリズム]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- XP Vista 7
- DL回数
- 制作者
- ペットボトルココア
- 制作サイト
- ペットボトルココア
- 本体サイズ
- 257MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2016年5月28日
- お気に入り
- 票1票
この作者さんはすごいです。本当に。
主人公及川颯太はバレンタインに女の子からのチョコが欲しくてたまらない非モテ男子。バレンタインを1週間後に控えリア充への恨み節を爆発させる。そこに登場するのが幼馴染で隣に住む一ノ瀬冬菜。颯太に対し明らかに好意を持っているが当の本人は全く気づかず、これでもかというくらいフラグをボキボキ折りまくる。そんな二人の関係は去年のバレンタイン以降微妙にぎくしゃく。
もう、ベタベタなラブコメですよね。しかし作者さんの手腕がすごい。全く飽きさせない内容になっています。
まず、冴えわたるギャグセンス。かなりの頻度で飛ばすので、そのうちネタ切れになるんじゃないかと思うくらいですが、そんな心配は不要でした。
そしてキャラの立った脇役たち。颯太の親友で筋肉バカの武彦。学業・スポーツ・容姿に優れさらには金持ちの御曹司であるモテ男のクラスメート、持手木。最初のうちは彼らはただのギャグ要員だと思っていたのですが、後半には彼らの魅力に引き込まれました。
また、可愛らしいグラフィック。私の好みど真ん中です(笑)。冬菜ちゃんかわいいですね。制服の構造がどうなってるのか非常に謎ですが。男性キャラもいい味出してます。
そしてなんといっても、伏線の張り方・回収の仕方がすごい。すでにレビューで触れられていますが、コメディとシリアスのバランス感覚も素晴らしい。このゲームは後半かなりシリアスな展開になるのですが、そこに違和感がありません。ちゃんと前半に前触れがあるのです。後半には種明かしがあるなと感じます。ところが伏線回収の仕方は予想をはるかに上回ってきます。シリアスシーンに入った時、我々は作者さんの掌の上で踊らされていたことを思い知らされるのです。本当に感心しました。数多くのギャグに笑い、キャラに愛着を持ってきたところでガーンとシリアスモード突入。おかげでかなりの感情移入度です。ラブコメでこんなに感動的だとは思いませんでした。しかし後半に入ってもコメディを忘れたわけじゃありません。その辺りが実に上手い。
先ほど述べた脇役たちもいいはたらきです。私も武彦みたいな友人が欲しかったなあ。敵役の持手木もどこか憎めないキャラです。登場人物みんな良いヤツじゃないですか。
クリアしてからもう一度最初から読み直せば、シリアスなシーン以外にも至る所で伏線が張られているのが分かります。冬菜や武彦、持手木のちょっとした言い回しにも裏の、真の意味があることには驚きます。多くの計算が尽くされたシナリオ構成になっているのです。
以前に「夏ゆめ彼方」をプレイした時にも思いましたが、相当に実力のある作者さんだと思います。埋もれてしまうのはもったいない。本作も笑い、驚き、泣ける素晴らしい作品になっているので、ぜひプレイしてみてください。
「変態でも男ですわ。……いえ、変態だからこそ、耐えられないはず」
●シナリオ
センチメンタルハートウォーミングストーリー。
やはり作者は天才だった。
後作である夏ゆめ彼方を先にプレイしたが、コメディーはこの時から、いやこっちの方がキレてる。今作も名言多かったな~。つかメインヒロインより御三家立ち過ぎだよ萌えたよ相変わらずモブの描写が丁寧。
そして伏線に感嘆。何気ないクラスメートの会話の裏さえ言葉にしない想いがあるのかと思うと感慨深い。補完シナリオも良い。
ただ、後半あっさり気味かなと。もちろん至る過程はある訳ですが。個人的にはもっと引っ張ってグダついてもいいかなと。
朗氏の言われる通り、ライターさんはシリアスとコメディーのバランス感覚が素晴らしい。
笑って泣いて暖かい、とても読みやすい。
●グラフィック
武彦くん。
背景も質が良い。
御三家のグラ欲しかったなぁぐへへ。
●サウンド
持手木くんの登場は反則。絶対狙ってる。
BGMで笑ったの初めてかも。
8ビット風やバトル曲っぽいのもコメディーとのコンボが合っている。
●オリジナリティー
バレンタインネタならギャルゲーの鉄板だし、シリアス面でも設定や演出手法は見かける。
個人的にはモブキャラ含めたコメディーが作者の真骨頂じゃないかと思ってます。
●トータル
バレンタインにリア充な方も、非モテな方も、ぼっちな方もバカ騒ぎ、してみませんか?
シリアスもあるけど、きっとその方が楽しいんじゃないかなと思います。
……ま、カワイイ女の子からチョコもらいたいのは同意。かなしくなんてないぞホントだ。
まあ、そこそこ楽しめましたね。1つ言える事はやっぱり、バレンタインの日に女性からチョコをもらうのは男の夢だよね。
『あなたから もらえたら』
いっぱいなんて いらない。 そう思いますよね
時期的にね なんか読んどこうかと思ったらこの作品に出合いました。
予想外でした。 良かったです。 読まないとわからないものですねえ。
なにかあるとは 思いましたが にぶい私はなかなかわからなかった。
もっともそのおかげで より心に響きました。
コントラストがあって とてもよかったです。
コメディーなだけ マジなだけでは 心に残らなかったり 疲れたりしますが バランスが良かったです。 読後がとても楽しめました。 ああ それでか とか。 まあ あとは 作品ページに追記します^^
『季節物 時期物に したくはないです。』
いつ読んでもその場に行ける力が^^
本編はもう お読みになりましたか?
いやねえ 今回は 面白かった よかったよね~ と 話し合いたい気分なもんで
読後に これ 読まれることを奨励します。(本編 面白かった 良かったと 思う人奨励^^;)
すぐ わかりました? わたしは 鈍い方なので わかりませんでした。
違和感だけは ずーと 感じてたんですけどねえ。
それは 隠されていたわけではありません。とても自然なことでした。
親が子につける名前。とても自然です。一郎 次郎 三郎のように・・・
春夏 冬 秋が出てこないのには 気付いてましたが・・・
起承ときて あの転 見事でした。あの転で それまでのことが よくわかりました。
なぜ あんなに突っ走るのか。ギャグなんじゃないかと 思うほど・・・
理由があるものなのですねえ・・・
なんだかんだ言って 良い人しか出てきませんでした この世界を壊すような人はいない^^
コメディ風には必要な条件です。
コメディは気持ちよくなくてはね^^ イケメンの子 いいねえ^^
悲しい話もあるのですが 明日が見えて良いです。
残されて生きていく人は 悲しいのです。ですが 生きていかねばならないのです。生きていれば・・・
主人公は 基本的には 明るい脳天気な性格なんでしょうねえ。 バカップルぶりみると・・・
(バカップル見るのは好きです^^ 気持ちいいじゃない。たのしいじゃない^^たとえ自分がシングルでもね)
*
意中の人からでなくても もらいたいと言うのは 少しわかるかな。(ひとつで充分ですとどこかで書いたけど私^^;)
バレンタイン商戦黎明期の高校時代思い出した。
今でいう義理チョコにもならないものでしたけどもらったことあったなあ。
女の子たちのグループがどんなものだろう やってみようと あなたは だれだれにと割り振って くれたものらしいけど^^;
黎明期だからねえ もらう人少なかったんだ。
たまたま 僕の居たグループの他のメンバーがハンサムとか良い人だったから 馬鹿な行動ばかりしてた僕も貰えたんだとおもうけど^^;
うん なんだかんだ 嬉しかったの思い出した。100円のハート形ピーナッツチョコだったような。
はるか昔のこと 思い出させてくれた作品でした。
あなたも なにか 思い出したかな^^