■あらすじ
中学受験を失敗してしまった北瀬 康輝(きたせ こうき)は、自殺しようと入り込んだ洋館の中で、一人の女性と出会う。
「死ぬために来た」という康輝に向かって、彼女はこう言った。
「世界の終わりを見たくない?」
世界の終わりとはいったいなんなのだろう?
康輝は女性とともに、世界の終わりを待つことにした。
■プレイ時間
20分~40分程度
■ゲーム紹介文
分岐無しのノベルゲームとなっています。
CGモードあり。
ゲームポイント
感動
30分
お姉さん
ノベルゲーム
分岐無し
更新履歴
Ver 1.01 バックログ機能を追加しました。
[僕が見届けた世界の終わり]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- Vista 7 8 10
- DL回数
- 制作者
- 琥珀色シンドローム
- 制作サイト
- 琥珀色シンドローム
- 本体サイズ
- 59.6MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2016年8月24日
- お気に入り
- 票0票
「こんにちわ。さ、お茶の用意をするから座って」
●シナリオ
センチメンタルハートウォーミングストーリー。
いや反則ですやんこんなん。
憂いを帯びた包容力のある綺麗なおねえさんですよ?
惚れてまうやろー!
ただ、主人公に非は無いと思う点と、両親の変わり身に違和感。
ラストは別の可能性も観たかったと切実に思います。
お茶のシーンも穏やかな雰囲気で楽しい。ちょっと世界を知れる。ガチではないさわり感がちょうどいい。
テンポも良く時間当たりの満足度も高い。
●グラフィック
背景込みで自作の模様。
統一感と、淡い水彩風のタッチが世界観を感じさせてくれる。話の雰囲気にも合ってる。
没グラやラフも良い。もしこれ使われてたらまた雰囲気変わったろうなとか想像したり、ラフ観てたら自分も絵を描きたくなりました。
●サウンド
雰囲気に合った優しく静かで切ない曲調。
ラストは反則的。他の作品でも使われてた思い出補正もあるかもですが、ピアノが沁みる。
●システム
ちょい文字サイズ小さくて見にくい(自分のモニター小さいせい)。
ホイールバックログ不可。バックログがあまり前に戻れない。
ギャラリーの設定画集はうれしい。BGM鑑賞も欲しい。
●オリジナリティー
最初ちょい別の設定疑いましたが、あるといえばあるタイプのお話かも。まぁ、感動的ストーリーの前には些末なことです。
自作グラフィックの世界観や雰囲気が一番のオリジナリティーと思います。
後、花見しながらお茶飲みたくなりました。クッキーもほしい。
●トータル
穏やかな雰囲気や、ラストに感情移入出来たのがとても良かったです。
年上の優しくて綺麗なおねえさんが好きな方にオススメ。きっと、心に響くことと思います。
プレイ時間も短くサクっと読めます。
満開の桜が咲き誇る季節に、お茶と一緒にいかがでしょうか?
物語の雰囲気と作中BGMの親和性はずば抜けて評価できるが、シナリオ自体は強引な話の持って行き方で落胆した。システム面についても回想ができない点から読み飛ばした文章をロードしか対応していないのは作りがお粗末かなと感じる。雰囲気が良かっただけの凡作、音楽に助けられた感はある。シナリオの作り込み次第ではとても素晴らしいものが作れるポテンシャルは作者に持っていると思うので、次回作も意欲的に頑張ってもらいたい。