バグを探しつつ謎解きもするADVです。ゲーム製作あるあるやウディタに寄った情報が多いと思われます。
製作未経験者向けのざっくりとした用語解説も搭載しています。
ゲームポイント
ジャンル:探索アドベンチャー
プレイ時間:60分程度
エンド数:2
製作ツール:WOLF RPGエディター
最も注目してほしい点、力を入れた点
製作あるある要素を多分に込めました。
またクリア後のおまけも従来とは違った雰囲気に仕上がりました。
更新履歴
2019/01/22 説明書更新
2017/07/15 誤字修正
2017/02/26 エンドロール修正
2016/09/10 ver.1.02公開
[バグ=デバ]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 7 10
- 制作者
- 箱庭ゾーイトロープ
- 本体サイズ
- 27.2MB
- Version
- 1.04
- 最終更新日
- 2019年1月23日
- お気に入り
- 票1票
とてもいい内容でした!言うならば「フリーゲーム制作のリアル」という感じでしょうか
バグは思わぬところから出るし、壁をすり抜けるというのもプレイ中に遭遇しました
色々ためになると思いました!あっという間でしたがすごく楽しめました
次回作もぜひプレイしたいですね
ありがとうございました!
プレイ&ご感想ありがとうございます!
ゲーム制作あるあるを感じていただけたのならうれしいです。
ゲーム内のバグを探して修正しながら物語を進めるアドベンチャー。バグを題材にしたゲームはいくつかありますが、これは途中で脱線していくこともなく、本当にその通りの内容です。
全体的にスマホを意識した演出が綺麗です。また、マップ内に隠されたバグをプレイヤーが探す過程は、宝探しゲームのようでとても楽しいです。
ストーリーも、短いながらにしっかりと作られています。バグを見つけた際に発生するやり取りは、変にくどくもなく極端にネタに走るわけでもない、程よい長さとテンポで、ゲーム進行も非常にスムーズです。謎解き要素もほどほどの難易度で、その後の演出もあって感動があります。
ウディタ制作における簡単な解説も用意されていますが、この説明文も大変わかりやすく、ゲーム作者も、何も知らないユーザーも同じように楽しむことができると思います。
総じて、大変手堅くまとまっている良作です。ゲームに欠点らしい欠点がないため、総評も5点です。また次の作品にも期待できそうです。
バグという要素は扱いやすい素材で、今までにも結構な数の作品が描写に取り込んだり、中には本作の様にバグ取りをゲームにしたものも、多くはありませんが存在していました。
その意味では素材の目新しさというものをあまり感じないかもしれません。
ただ、更に一歩踏み込んでのデバッグを扱った作品にはお目にかかった事がありません。その点で非常に斬新さを感じました。
長さもちょうど良いですね。短いのですが、ゲームの主軸を過不足なく詰め込んでありますのでダレる事もないでしょう。ゲーム内のヒント(ED後おまけ)も適切です。
ただ超短編という都合、ストーリーイベントが犠牲になっている(弱体化)感が拭えません。主軸がデバッグであるのを考えると仕方ないのかもしれません…が、キャラ造形で評価の高い作者様であるのを考えると、やはり残念というところでしょうか。
以上から高い安心感を持つ良作だと言えます。秋の夜長にオススメ、と推薦できるかもしれません。