2016年7月。
スマートフォンの普及率は従来型の携帯電話、いわゆる"ガラケー"を上回り、今や若者でスマホを持たない者は絶滅危惧種と化していた。
高校2年生の五十嵐晃(あきら)も、そんな珍しいガラケーユーザーの一人。
彼は憂いていた。
スマホは一見便利であるが、その一方、人の心を寂しいものにしてしまうのではないか。
人のつながりというのは、直接触れ合って初めて成り立つものである筈だ……と。
そんな中、巷では一つの"アプリ"が話題になっていた。
アプリの名は『FeARy(フェアリー)』―――AR技術を駆使した、新世代のコミュニケーションツール。
"妖精界"というもう一つの世界に住む"妖精"に、自分の想いを託すだけで、自動的に会話が進んでいくという画期的なシステム。
会話は人間にとって最も重要な行為であり、同時に最も面倒な行為でもある。
そこに革命を起こしたこのアプリは、瞬く間にスマホユーザーに普及していった。
―――やがて、"事件"は起こる。
次々に発生する奇妙な出来事。それを解決するため、晃は立ち上がる。
「ガラケー同好会」、発足―――3人の部員たちが、巨大な影に立ち向かう。
その先に彼らが見たものとは―――
“縁-えにし-”を繋ぐ中短編ノベル。
選択肢によってエピローグが変化し、全部で3種類のエピローグを見ることが可能です。
あなたはどのEDに辿り着くかな?
個性豊かなキャラクター達
タイトル画面
ツンデレ気味な幼馴染
選択肢
スマホアプリ、『FeARy』とは……?
壊れていく日常
YouTubeでFeARy-電子妖精の囁き-を見る
ゲームポイント
■制作ツール
ティラノビルダー
■プレイ時間
1~2時間程度
■END数
3つ
最も注目してほしい点、力を入れた点
個性豊かなキャラクター、要所要所をCGが彩る物語!
EDごとに別々の一枚絵を用意しているので、全EDをコンプするのも面白いかもしれません。
更新履歴
2016/12/31 ver1.0 公開
2017/1/1 ver1.1 更新 一部シーンでのBGM再生不具合修正
2017/1/6 ver1.2 更新 コンフィグの追加
2017/1/8 ver1.3 更新 CGモードの追加、ムービーの微修正
2017/1/22 ver1.4 更新 誤字修正
2017/3/30 ver1.5 更新 細かいですが誤字修正
[FeARy-電子妖精の囁き-]の詳細
- 頒布形態
- ブラウザゲーム
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 制作者
- アクアポラリス
- 本体サイズ
- 146MB
- Version
- 1.5
- 最終更新日
- 2017年1月 6日
- お気に入り
- 票0票
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そう、俺たちの間には……
確かに“縁”が存在していたーーー
シナリオ
SFセンチメンタルハートウォーミングストーリー。
人との繋がりをテーマにした作品。
短いせいか、どうもチープ感があったので、
個人的には、もっと長くして事件を2、3増やして話もキャラも(特に友人)掘り下げて欲しかった気もします。
後、エンディングで事後処理の描写が全くないので、あれ?なんか普通にいる?と違和感。
エンディングは、三つの内二つはかなり好きです。
グラフィック
女の子キャラが可愛い。
実写とCG?背景を使っているみたいですが、
一部のスチルでキャラと実写が浮いている印象。
キャラがデフォルメが強いので、実写は加工を強くした方が良いかなと思いました。
サウンド
OPのクールさにビビりましたw
全体的に雰囲気を盛り上げる曲が印象的。
システム
アンドロイドのブラウザアプリでプレイしたのですが、画面サイズが小さいせいか、システムボタンがすごく押しにくく誤操作が多かったです。
後、スキップが未読も飛んで二週目以降が辛い。
何故か、メッセージウィンドウが消えてテキストだけ表示され、すごい読みにくい時がありました。
(ロードすると直る?)
オリジナリティー
他にもあるのかもしれませんが、個人的に珍しく思い、期待していました。
同じ結論に至るにしても、もっと社会の反応や単純ではない人間の心について描写が欲しかったです。
トータル
ライトSFぽいの雰囲気が好きな方、可愛い女の子(男の子も?)が好きな方にオススメ。
深みやハードさを求めたり、僕のようにひねくれた方は合わないかもしれません。