戦争の運命に翻弄された少年少女を描く異色ノベル
―STORY―
世界戦争末期。
わずか14歳にして戦場へ駆り出された少年兵ギュンターは、
混戦の末に異国の森へ迷い込んでしまう。
そこには戦争など無縁に思えるほど美しい自然が広がっていた。
見つけた家には、なぜか少女がたった一人で暮らしている。
平穏に思える光景だったが、やがて森では不可解な現象が
次々と起こりはじめた。一体、彼女は何者なのか?
恐怖と謎が渦巻く中、ついに森を包囲した敵軍が
総攻撃を開始したのだった...。
メインビジュアル
イメージ1
イメージ2
プレイ画面
ゲームポイント
・プレイ時間180分程度
・選択肢なしの簡単ノベル
・映画風のワイドスクリーン
[EDELWEISS]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- XP Vista 7
- 制作者
- 若月せつな
- 本体サイズ
- 120MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2011年2月14日
- お気に入り
- 票0票
多分作者さんはこんなことを伝えたかったのではないと思いますが……
少年兵の境遇に生まれれば、戦争して勝つことしかできない
少女の境遇に生まれれば、命を思いやり、自然を思いやり、感謝される生活を送ることが許されている。
本人の力でどうすることもできない差別。それに対する答えが何も書かれておらず、救いようのない物語に感じてしまいました。
少女と出会った思い出といった視点が強く書かれていますが、最も大きく降りかかるのは寧ろ「自分も少女みたいな人生を送りたかった」という視点ではないでしょうか。
それ以外はとても良い作品だと思います。頑張って作ったんだなあと感じさせられる物語でした。
物語全体を見れば面白い。個々イベントは粗削りである。
※行動や言動に「?」とひっかかる所がちらほらある。
主人公の性格が無責任で場当たりで好きにはなれないが、
少年で新兵で戦場で一人ぼっちじゃそんなものかと納得。
一番の疑問点は、小さな命を含め大切にしているのに
なぜ花はどんどん摘んじゃうのかなとは思った。
間引きをして森全体の成長をよくする行動なのかもしれないと
好意的に解釈はしているけど、説明が欲しかった。
この作品を読み終えた後、生活そのものに変化がありました。何とも言えないです。ただ、よかった、と
悪くない仕上がりです。特にグラフィックが良いです。5で問題ありません。
ただ、いまいち描写に欠けるシーンが見られたような気がします。明け夜でも見られましたが。明け夜は命の大切さを教えさせただけに、戦争をテーマにするならもっと命の大切さを表現して欲しかったと思います。なのでシナリオと総評は4にしました。
システムはCG鑑賞が追加されたものの、まだまだ使いやすいといえるものが無いので3、サウンドとオリジナリティは問題ないので4に。
もっと評価されてもいい作品だと思います。強制はしませんが。