正統派ハイファンタジーといえばこれ!と私は信じ続けている傑作フリーゲームです。
読み応えのあるテキスト、TRPG好きなら惹かれるシステム。
個性豊かな登場人物に、壮大な世界観。
そのどれもに魅了されつつも、非常に小気味よいテンポで冒険は進む。
気が付けばもう何十週したかもわかりません。
遊びつくした今でも、時折引っ張り出してはまた遊び倒します。
SFチックだったりホラーテイストだったり、はたまた不可思議な世界観であったりと昨今のRPGは本当に多くの多面性を持ちますが、やはり私のとっては、こういった剣と魔法の溢れる世界観の、どこかで埃をかぶっていそうな表紙の冒険譚のような作品が最も心躍るものです。
「世界よ。私はお前を愛していた!」
作中のこのセリフは、私自身も叫びたい。
枯草章吉さんに本当にお礼を申し上げたい。
あわよくば続編を作ってもら…それは欲張りですよね、はい。
あと、キレハさんお嫁に来てくださいお願いします。
何でもアリならこいつが怖い、という言葉が非常によく合うRPG。
フリゲ版のf○lloutというかsky○imというか。
メインシナリオをほったらかしに何でもやれるRPG。
反面でとても不親切。初見で誰にも教わらずにだと始めて4、5回ブン投げるところまで行かないとなかなか面白さが伝わらない。
中身も未完成部分が多く、いろんな部分のバランスがいいとは言えないけれども、それでも多くのノースティリス民を虜にした中毒ゲーム。
残念ながら公式は開発中止。その分、最近はいろいろな製作者様のバリアントも多い様です。
ダンジョン探索RPGの金字塔、その姉妹作の片割れです。
何もわからないところから始まって、徐々に露わになる世界観の全貌には当時圧巻されました。
同時に、何度ゲームオーバー画面を拝んだかも分かりませんw
BGMも素晴らしく、このゲームも何度となくやりこみましたね。
このゲームにおいて、ラスボスと一部の敵を除けばほとんどの敵を倒す必然性がない、というのも当時衝撃でした。
逃げずに果敢に戦うのが冒険、と思っていた分、なんというか、目から鱗でしたね。
その分、決して優しくない作りなだけ、道中で勝ち得たものの達成感は本当に気持ちいい。
今でも愛してやまない、大切な作品です。
未完の名作、といって言いんでしょうか。
雪崩式に畳みかけるギャグ、どうにもこうにも濃いメンツ、吹き出すのを耐え難い怒涛のアホ展開。
シリアスもありますが、それよりなによりそんな彼らの生活が非常に印象的なADVゲームでした。
未だに新シーケンス出てないんですよねー…。今でもまだ待ってます。
ひたすらに三つの国の中で旅をし、いろんな事をするRPGです。
こちらもメインとなるシナリオはありますが、決して強制されるものでもありませんし、放っておいても誰かが世界を救ってくれる。
そうやって世界はいろんな意味で、巡り廻って続いていく。
すごく作りこまれた、よいゲームです。
これも今でもたまに遊びますが、やっぱり一筋縄ではいかない厄介さがあります。
手軽にできるのもいいですが、やっぱり挑むなら難しいほうが燃えますよね
言わずもがなのドM向けRPGですね。
これもネフェ&イストワールの系譜…なんだっけ?
このゲームに関しては、非常に好きなのですが…情けない話ですが未だに裏ボス倒せません…
妖怪の屋敷から脱出する一人の女の子と、妖怪の話。
ホラー、という要素よりもとても一つ一つの小ネタに対する造詣が深く、妖怪や昔の習わしなどに詳しいとにやりとできる場面が非常に多いです。
そういった部分が多い作品なものですから、中身のお話もとても繊細で、心に染み入るものがありました。
フリーゲームを始めてみたい、という方にはまず最初におすすめしてみる作品でもあります。
駄目人間刀匠の刀鍛冶奮闘記…というか、頑張ってるのはその周りに居る二人という経営?ゲームです。
この作品も大概出てくる人皆が濃いです。
ギャグテイストで、非常に愉快な気持ちで遊べました。
好きな人はとことん好き、嫌いな人は嫌いそうなパラレルワールドな感じのjojo第三部のゲームです。
私はこういうの好きな部類に居るので、非常によく楽しめました。
他の時代の登場人物なんかもちらほら出たり、本当に作者さんはjojoがお好きなのだな、と尊敬します。
非常にすさまじい作りこみでありながら、何故か知名度があんまりないRPGです。
全編通してシナリオは暗いもので、それでいてとても読ませる内容だと思います。
惜しむらくは、グラフィック、かなあ。顔グラはあんまりよい出来とは言えません。(オフにできるので、気にならないといえばそうですが)
古い物でも新しく始めた人に触れてもらえると、うれしいです。