女好きでだらしない魔剣士"アース"、パートナーの"ルナ"や同居人の少女"ヴィーナ"と共に、軍都コスミリアのギルドハンターとして街の人々からの依頼を解決していく。テンポよく進むストーリーと個性的なキャラクター達が特徴的なドタバタファンタジーロールプレイングゲーム。
ゲームの基本的な流れは、ギルドハンターとしてギルドを仲介し街の人々から依頼された仕事をこなしていく。依頼の内容はオーソドックスな魔物の討伐や迷子のペット猫探しなど様々。ゲームは美麗なグラフィックや音楽、RPGツクールXPというあたらしい制作ツールによる戦闘システムなど見所は沢山ある。そのなかでも個性的なキャラたちが繰り広げるコメディタッチの会話が楽しく、中でも女好きのアースとその相棒であるルナとの漫才のようなやり取りが特に面白い。
≪感想≫
なによりも“黒魔剣士アース英雄譚”の魅力といえば、ストレス無くサクサクと進むテンポのよいストーリーと、それに付随する個性的なキャラクターたちとのボケツッコミのやり取りだろう。ストーリーは一本道だけど、その所々に発生する会話イベントの楽しさにより飽きることなくプレイできてしまう。そしてキャラクターたちのレベルも、普通にストーリーを追っていくだけでも程よく上がっていくため、退屈な経験値上げをすることなく次々と進めていけるのが嬉しい。
また、登場キャラには人気作シルフェイド見聞録や女神の涙TRUEなどのキャラクターがゲストとして出演するのも、これらのゲームをプレイしたファンなら見逃せないはずだ。