狂気学園 genocide and factのイメージ

狂気学園 genocide and fact

愛と狂気が交錯する、学園青春ホラーゲーム

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総合得点
73.8
comment 8 (平均:4.5点)
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ゲームポイント

最も注目してほしい点、力を入れた点

プレイヤーの皆様へのメッセージ

更新履歴

[狂気学園 genocide and fact]の詳細

頒布形態
フリーウェア
カテゴリ
ロールプレイングゲーム
年齢制限
R-15指定(15歳未満禁止)
対応OS
Windows 10 11ブラウザ上で動作
DL回数
プレイ回数
制作者
長野の牛
本体サイズ
753MB
Version
1.13
最終更新日
2024年8月28日
お気に入り
6

狂気学園 genocide and factのコメント一覧 (コメント数21)

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    ストーリーも最初からとは予想のつかないようなものになっていてとても良かったです!!
    特に「桃寺ジン」というキャラが可愛くて良かったです!

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    この度は素敵なご感想をいただきありがとうございます。
    桃寺ジンは作者の自分としても思い入れのあるキャラなので気に入っていただけて嬉しいです。

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    鬱要素や強く心を揺さぶられるのが好きな方であれば、是非プレイをおすすめしたいです!
    逆に言えば、そう言った要素が苦手な方や、今は心が疲れているな、という方はプレイを見送るのも良いと思います。

    万人に好かれるいわゆる神ゲーではなく、刺さる人間に深く刺さる傑作です。概要欄やレビューを見て気になったのなら、是非プレイを!

    注意点として、本作はRPGではありますが、ノベルゲームの要素が非常に強い作品かと思います。
    戦闘の難易度などはそれ程高く感じず、サクサクです! 重厚なストーリーを彩る演出として楽しめましたので良かったです!

    また、キャラクターが皆個性的で、名前と顔がプレイ後もすぐに出てくる程です。ああ、あのキャラクターはこんな奴だったな……そんな風に思い起こせるのは、良い作品だと思います!

    何よりストーリーが良かった。
    十代の傲慢さや視野の狭さ、世界の理不尽さ。隣で肩を並べていた筈の友人の心ひとつ見えない不安と葛藤。極限状態だからこそ見える悪意。
    様々な暗い感情が、細やかに描かれています。
    それらに負けない光が美しく、切なくもありました。

    綺麗事だけで終われない現実があって、その中で最善を探して足掻いていく彼らが私は大好きでした!
    応援しています!

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    素敵なご感想ありがとうございます。
    大変、励みになります。
    今後もプレイヤーの方の心を動かせるようなゲームを作れるよう、頑張っていきたいと思います!

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    第一に、このゲームは非常に人を選ぶタイプのゲームであり、決して万人に勧められるタイプのゲームではない。
    鬱要素が強い点は前もって注意喚起しているが、人間の悪意や汚い感情を容赦なく見せつけてくるタイプの作風なので、そういったものが嫌いな人には勧められない。
    ちなみに私はこのゲームが嫌いである。ただしゲームそのものの質が低いという訳ではないので、作風に合う人にとっては全く評価が変わる可能性はある。良くも悪くも強い感情をもって制作されたのだろうと思わせられる出来栄え。
    また、一見すると探索ホラーゲームのように見えるが、真実の章では探索要素はほぼ無く、ほとんどシナリオを見るノベルゲームのようになり、文章量自体もそれなりに多いため、そういったものを期待すると肩透かしを食らうかもしれない。その分キャラクターの掘り下げ等はされるので、長い文章を読んでも苦にならない人向け。
    作者の人が作りたかったのは真実の章で殺戮の章はそのオマケなんじゃないかと思う程力を入れているので、むしろそっちが本体だと思ってプレイすると良いかもしれない。

    以下、クリア前提のネタバレあり。

    キャラクター雑感

    片桐レオ
    本作主人公、キザなやれやれ系、守りたいとか強くなりたいとか言ってるくせに剣道部に入って真面目に取り組んだりする気概は無く片手間で済ませるあたり全く好きになれない。そのくせそれで十二分に出来てしまう所などがもっと好きになれない。
    だが周りの人物が揃ってあまりにもアレ過ぎたり、状況があんまりにもアレ過ぎて作中常識人寄りになっていてやり進めてる時にはそこまで不快感を感じなかったかもしれない、でも好きではない。

    早乙女ユイカ
    正義感が強く優しく、マドカにも優しかったが、その中途半端な優しさがマドカを悪化させる原因となった。でも心に押し殺してた本心を死の淵にいる当人にうっかり漏らしてしまっただけだし、あそこまでされる謂れは無いと思う。普通に良い人。

    桃寺ジン
    本作一番の問題児であるモンスター、反応がどう考えてもサイコパス、途中まで絶対黒幕側の人間だと思っていた。
    初回はコイツに青酸カリを持たせたくないという一心でマドカに渡して大変なことになった。
    その異常な人格をしてるくせに一切掘り下げがされず、普通の人間という事で物語が終わるためもはや恐怖、ほんとに事件で傷負ってるのかお前?

    朝比奈ギンジ
    一番好き、何でもできる秀才だがその自分よりあらゆる面で上回る完璧超人の主人公に嫉妬して汚い感情を持ってしまったり、色々と人間的な弱さを持っていて非常に人間臭い。
    でも作中それと向き合い克服して、最後は仲間たちのために犠牲になるという勇気ある最期を迎えるなど、一人の人間の成長物語としてとてもきれいに纏まっている。主人公などよりよほど好感が持てる。
    生い立ちのせいで割とスレた所があるが、育った環境を考えれば十分よくやっている方、それに思春期にありがちな高二病的な物と思えば微笑ましいもの。頭ではひねたことを考えていても、愛に執着してしまったり、振った女を助けたりと、たぶん自分で思っているよりも情に厚く、賞賛に値する人格を持っている。
    告白振られた時に「君こそ自分に相応しい」とかナチュラルに上から目線なのとか、言葉の端々に自己中心的な傲慢さが見て取れるが、行動はまともそのものだったので別に気にならない。
    あと強い。

    御剣ケンスケ
    作中一番温和でまともな性格をしている気がする、ある意味作中一番かわいそうな人、ほんとにそれで良いのかケンスケ。

    後藤タクミ
    可哀想な人その2、本人の認識としては普通の彼女であるモモコを食い殺して仲間に殺されるというあんまりにもあんまりな最期を迎える。何もかも報われない。親御さんが可哀想。

    倉科リラ
    普通にいい先生、複雑な人生だがそのくたびれた感じも割と好き。

    牛島ミクル
    ヤバい人、この人関連のストーリーは読んでてゾクッとした、キャラの魅力という意味ではこのゲームの中で一番かもしれない、この人との戦闘がこのゲームのホラーとしてのピーク。
    恐ろしい見た目とあまりにもギャップのあるゆるふわなボイスに初めはバグかなんかだと思ったし、聞くほどそのアンバランスな声に違和感や不快感を抱いていく。
    後にその理由を明かされてその意味が分かった時の衝撃もすごい、色々すごい。

    不良男子―ズ
    この世全ての悪。悪いことは大体こいつらが原因。あまりにも悪事全てに絡んできて、こいつら出すぎだろ・・・と冷静にツッコミを入れてしまう。
    常に発情しており女を見つけたらヤる事しか考えない男子高校生というよりも蛮族とかゴブリンに近い存在。
    別に好きではないが、降りかかる不幸のための舞台装置として悪事をやらされてる感を抱いてしまって、別にそこまで大嫌いという感情もない。
    ビジュアルとしては城戸ユウガが結構好き。

    不良女子―ズ
    なんか生々しい、やってる事は真正のクズそのものなのだが、誰もかれも容姿が醜悪な感じになっており、戯画化が過ぎるんじゃなかろうか、私も嫌いだけど。

    白雪ヒメノ
    桜庭モモコ
    外面は良いが内面的にはいじめっ子と何ら変わりないという、そこまで悪いことはしないが、アニメとかで視聴者から一番嫌われるタイプのキャラ、そのせいなのか両方やたらと丁寧かつ残酷に殺される。
    正直やったことはアレだがここまでされることだとは思わないので別に・・・終盤本性が明らかになるパートでもちょっと露骨ではなかろうか?そんな笑い方する女子高生いる?

    和泉マドカ
    本作の元凶、彼女の生い立ちには多分に同情すべき事情があるが、それにしてもやったことは許されるものではない。
    やってることは学校でいじめられた生徒が無関係な生徒を大勢巻き込んで無差別大量殺人するようなもので肯定できる点はない。
    最初はにゃうーんとかのノリがきっついと思っていたがそのうちそんなことはどうでも良くなるくらいになった。
    彼女は何度も立ち直ろうとはしたが、その度に理不尽に台無しにされる、まるで世界が彼女が幸福になるのを許さないようである。

    デスゲームが始まってから褒められる点はほぼないが、それで彼女を評価する意味があるのかは疑問がある。
    本編でのマドカは感情の起伏があり得ないほどコロコロ変わるし、気軽に友達全員皆殺しにしてこようとするなど、どう考えても情緒不安定である。
    マドカに起こってきたことを考えると、本編開始時点でのマドカは著しく人格が変質、棄損した後の状態であり、誤解を恐れずに言えばもうマドカは壊れてたんじゃないかという気がする。そんな状態の行動で彼女を評価する意味があるのかという疑問がある、本編の振る舞いは生来の人格からかなり乖離しているだろうし。

    彼女の存在が消えて最初から居なかったことになるノーマルエンドが客観的に見て一番平和でハッピーというのは中々にグロテスク。

    トキロウ
    元凶の元凶、本作最大の戦犯、褒めるべき点が皆無。
    まず登場の中二病感満載なセリフだけでもうきついが、その後の問題点に比べれば些細なもの。
    コイツの行動原理がマドカを幸せにするつもりだというのが終わっている。
    それで最初にマドカにやらせることが殺人、あまつさえあいつらは人間じゃないと他人を悪魔化して殺人のハードルを下げて踏み切らせるという徹底ぶり。マジモンの悪魔の囁き。悪魔としてマドカを破滅させるためにやってる行動だとしたら何も違和感がないがこれでマドカのためを思っているというのだから始末におえない。
    極めつけは狂気学園作るのに力全部使ってどのみち消えるという事、やるだけやってマドカ残して消えるってどういうこと?守るんじゃなかったの?二人で暮らすとか最初から無理じゃん、あまりにも無責任極まりない。

    人格的に非常に幼稚で、マドカに寄り添おうとしても人間的な心を理解しているとはとても思えない。
    トキロウの成り立ちについて匂わせるような記述があるが、なり立てならともかくかなりの時間を経ているだろうに全く成長している気配がしない。
    その点でトキロウもまた、マドカと同じく壊れていると言えるんじゃないかと思っている。
    壊れた人間が二人揃って破滅していくストーリーとして見ると自分の中ではしっくりくるのだが、巻き込まれる方はたまったものではない。

    結論としては人間に不幸をもたらす悪魔としては極めて有能だったが人間の友達としては出来損ないも良い所、今作ぶっちぎりで一番嫌い。
    作者さんがどんな考えでキャラを作ったのかはわからないが、悪魔が人間を幸せにしようとして自分もろとも地獄に落とす悲劇として描いてるなら嫌いなりに考えさせられるところはある。
    もし良い奴として書いてるならたぶん一生分かり合えない。


    その他感想

    最初プレイ始めた時はキャラの掛け合いが結構きついというか、かなり古めなノリだなぁと思う所があった。
    正直きついと思う所もあったが、すぐストーリーが暗くなりすぎてむしろそのノリが息抜きというか、暗い雰囲気を中和しると感じることもあり、やってるうちに気にならなくなっていった。何なら中和しきれていない気がする。

    ホラーとしての雰囲気はそれなりに良くできていて、始めの内はフィールドを歩くのがそれなりに怖い。ただし戦闘の難易度はそれほど高くなく、その上進めば進む程楽になっていくのでどんどん余裕が出来て怖くなくなっていく。途中から主人公が何をしてもほぼ負けなくなるため緊張感は無くなる。
    サバイバル要素に至ってはほぼフレーバー、随時手厚く回復してくれるため回復アイテムすらほぼ必要ない。


    トゥルーエンドで安易にハッピーエンドにしなかったのは評価している、あそこまで行ったらその方が合っていると思った。
    いじめられっ子が起こした事件をいじめられっ子そのものを無かったことにしてみんなが平和になったノーマルに対して、いじめられっ子が起こした事件によってたくさんの人が死んで、生き残った人たちもみんな心に深い傷を負って何もかも変えられた人生をそれぞれ生きていくしかないという終わり方は、考えさせられるものがあった。
    エンディングの雰囲気はむしろ好きな方である、あの何ともモヤモヤが残るような読後感は心地良いとさえ言って良いかもしれない。

    しかしながら、相次ぐ理不尽や人間の汚い感情を露悪的に見せてくる作風、登場人物の振る舞いとその顛末、黒幕含め登場人物の誰一人幸せにならない、救われない展開、トキロウなど私とは致命的に合わない要素が夥しいためゲーム全体として見た時好きとは口が裂けても言えるものではない。
    シナリオ・ストーリーの点数は1か5で非常に迷ったが、深いかという点では間違いなく深いだろうと思うので5点、好きか嫌いかという観点なら間違いなく1。
    繰り返しになるが、私はこのゲームが嫌いである。

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    ご期待に添えず申し訳ありません。
    ですが、ここまで長文なご感想をいただけましたことを心より感謝申し上げます!

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    Normal、True、両EDクリアしました。
    とても面白かったです。
    シナリオ重視という事もあり、キャラ描写が丁寧に描かれ一人ひとり思い入れができる物語でした。
    少し笑える微笑ましい場面もあれば、人の狂気に満ちた一面もみせる。シナリオの緩急が良く、最後まで物語に引き込まれました。
    ただ戦闘パートは演出としての側面が大きいと感じたので、人によってはエンカウントがストレスになるような気がします(個人的にはサクサクで楽しめましたが)。
    イラストは良きフリーゲームといった感じですが、モブキャラにまである顔イラストの多さと、表情の種類。そしてその鬼気迫る表情差分はとても魅力的で他のゲームにも劣らないこのゲームの良さだと思います。
    ノートの描写もとても好き。クリア後にキャラの表情やスチルの見返しとかあったら嬉しかった。

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    最後までプレイいただきありがとうございます!
    シナリオ、表情差分は特に力を入れたところなので、そこを褒めていただけてとても嬉しいです。
    改善案、ご要望につきましては他のスタッフにも伝え、検討させていただきます。

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     いわゆるRPGとして見るならレベル上げが不要な難易度調整の割にはエンカ率が少し多すぎるのは玉に瑕。
     また、作者の年齢や性別の都合上致し方ないことだが、いわゆる寒いノリや生々しすぎる表現が散見され、プレイヤーのスルー力が試される。
     しかしこれはシナリオ重視のホラゲーなのでそういう目線で見れば非常によい作品。登場人物達は決して英雄ではなく等身大の学生であり、だからこそ感情移入せずにはいられない。そんな彼らの奮闘と明かされる真実、それを知ったレオと仲間達の行動や決断からは目が離せない。一度ストーリーが動き出したら、途中で中断することは難しいだろう。
     最後に、今作はリメイクであるが、原作の超高難易度謎解きや普通にプレイしていると最初からのやり直しを強いられる罠などは撤廃され、全体的にプレイしやすくなっている。更には過去の情報の追加などによってキャラクター達の描写も深化しているため、非常によいリメイクだと言えるだろう。

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    この度は狂気学園を最後までプレイいただきありがとうございます!
    こんなにも素敵な感想をいただけてとても嬉しいです。
    エンカウントのご指摘はよくいただくので、スタッフにも相談してみようと思います。

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    少なくともレオの覚醒後は全く当たらないでもいいと思います。昔あった体育館の敵が逃げる描写とも繋がるし

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シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。

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ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。

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ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。

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操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。

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独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。

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熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。

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