■ストーリー
勇者が魔王を倒す物語です
■システム
MPの概念がなく、スキルはCT(クールタイム)制です

勇者の旅立ち

タイトル画面

戦闘画面。敵の行動予測が表示される。

スキルの習得はスキルツリーで行う

純真な子供も期待してくれている

魔将を倒して輝石を手に入れろ!
ゲームポイント
プレイ時間:3時間~10時間程度
(作者3時間、テストプレイヤー10時間)
更新履歴
2024年10月18日 (ver.1.04b)
・フェンリルのグラフィックを差し替えました
2024年9月29日 (ver.1.04a)
・モンスター図鑑が埋まらないバグの暫定的な対処として
モンスター図鑑を完成させる隠しイベントを用意しました
2024年9月24日(ver.1.03b)
・モンスター図鑑プラグインを最新版に更新
・モンスター図鑑が100%になることを確認しました
2024年9月9日(ver.1.03a)
・マップのつながりがおかしかったのを修正
・その他誤字、軽微なバグ修正
2024年9月9日(ver.1.02b)
・戦闘とマップのBGMが同じ時ファンファーレが鳴らないように修正
・敵の全体状態異常技の付与率下方修正
・シンボルエンカウント接触時無敵時間を短縮
2024年9月7日(ver.1.02a)
・モンスター図鑑No.001が埋まらない不具合を修正
2024年9月3日 (ver.1.01b)
・カーリ城平定後の場所移動の接触設定のミスを修正
2024年9月2日 (ver.1.01a)
・「経験の素」が使用できない等修正
2024年8月27日 (ver.1.00)
・ゲームの初公開
[魔王喜劇アベルカイン]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 対応OS
10 11
- DL回数
- 制作者
- 真白灰
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 377MB
- Version
- 1.04b
- 最終更新日
- 2024年10月18日
- お気に入り
- 票1票
このゲームは投げ銭(寄付)を歓迎しています
投げ銭(寄付)は直接制作者に送付されます。
投げ銭したい方は以下のボタンをクリックした先のページよりおこなってください。
プレイ前に他の人のコメントで大まかな内容を知ったうえで、プレイしてみた感想となります。
戦闘部分はテンポよく進めることができ、ちゃんと遊びごたえもある良質な短編という印象でした。
敵の得手不得手がはっきりしており、適切に対策することでだいぶ楽になるという塩梅が丁度良かったです。
スキルツリーが割と早々に頭打ちになってしまう点がちょっと残念だったかも。
そしてシナリオ部分、序盤からアベルの悪辣ぶりがすごい。この物語は一体どこにどう着地するんだろう、という意味では引き付けられました。
一方で作者様が他のコメントでも語っていた、「勇者」の正義を問う物語という点、「勇者」へのアンチテーゼ……なんでしょうけど、正直そういった視点で見るとちょっと首を傾げざるを得ないかなと。
何せアベルが最初から悪役としてフルスロットル。 これが旅の中でだんだん心が壊れて悪堕ちみたいな展開なら分かるのですが、作中の描写的に単なる勇者の「人選ミス」という物語になってしまっているように思えます。
アベルという個人のキャラの濃さが、アンチテーゼを描く上では逆にノイズとなった印象。人の心に悪はあれど、なかなかあそこまでにはならなくない?的な。
魔族と人間自体は普通に共存していたりする世界ゆえ、あの一行以外の「誰か」が勇者であればもっと違う話になったのだろうなと思わせる余地があっただけに、余計ただの人選ミスだったね感が際立ちます。
エンディングも思ったよりあっさり目だったかなと。
短編RPGとしては戦闘が面白く、そういう点では高評価でした。
プレイしていただきありがとうございます。
システム面を評価していただき、うれしく思います。
シナリオについてですが、私が勇者を邪悪に描いたのには理由があります。
まず一点目として、勇者というシステム自体が個人に特権的な地位を付与し、
選民思想に陥らせるものであるということ。
二点目に勇者は王が任命していますが、この王自体が侵略を企図する悪人なので、
勇者は悪人しか任命されません。人選ミスではなく故意です。
魔族との共存を志向するような人間はあの王や勇者の称号とは相容れないと思います。
三点目として極度の人間不信である私は「普通の人間」はみんなあれぐらい邪悪だと考えてます。
ゲームクリエイターやRPGファン、その他の人間をずっと見てきた私にはそう見えました。
現在の世界や社会をみても多数派が邪悪なのは明らかです。
たぶんあなたとは見ている世界やタイムラインが違うのでしょう。
レビューしていただき、ありがとうございました。
魔王を倒すという漠然としたストーリー紹介であったため、気になってプレイしました。
戦闘は好きなスキルを選んで習得して行くスタイルのスキルツリーで、スキルの使い方を工夫すれば苦戦しませんし、レベル上げもサクッとできてストレス無くプレイできるのがとても良くて快適でした!
ストーリーについては展開が早いのが気になりましたが、内容も個人的には受け入れがたかったです。
特にアベルが(あくまでも王の命で遂行しているとは言え)極悪非道に見えてしまい、見るに堪えない状態でプレイしていました。簡単に言うと「侵略ストーリー」といった感じでしょうか。
自分は正直このストーリーは苦手でしたが、これは視点を変えて考えてみると「勇者って本当に正義の味方なのか」「果たして魔族はホントに悪だったのだろうか」ということを考えさせられる内容にもなっているのではとも感じとれます。視点を変えることで教訓にもなる内容になっているのではないでしょうか。
ただやっぱりもう少し掘り下げが欲しかったとも思っています。
プレイしていただきありがとうございます。
システム面を評価していただき、うれしく思います。
シナリオについてですが、『スターシップ・トゥルーパーズ』という映画に影響を受けています。
この映画は一見戦争プロパガンダ映画に見えますが、監督のオーディオコメンタリーによると注意深く見ると敵からは攻めてきておらず人類側が侵略していることがわかり、意味が反転します。
まさに「勇者って本当に正義の味方なのか」「果たして魔族はホントに悪だったのだろうか」ということを考えてもらいたいというのが制作の意図です。
その意図が少しでも伝わったのならば幸いです。
掘り下げが欲しいというご意見は他の方からもいただいてます。
簡潔で展開が早いのが良いと評価してくださっている方もいるので難しいですね…
自分としてはテンポを良くしたいし、なるべくプレイヤーの方が考える余白を残したいと考えております。
レビューありがとうございました。
プレイ時間は5時間、エンディングは2つとも見ました。
戦闘は程よく緊張感のある良いバランスでした。
工夫をすればそんなに苦戦はしないけど、ボスを倒しても次のエリアで気を抜くとあっさり通常の敵に負けたり。
任意のタイミングで戦闘速度を上げることができるのもストレスフリーで良かったです。
また、スキルツリーで覚えたいスキルを自分で選んで覚えられるのも、
ボスを倒すことで相手のスキルを覚えられるのも面白いと感じました。
強いていうなら、レベルアップでスキルツリーの選択肢がもっと増えたら嬉しかったです。
後半は戦闘開始時のスキルの選択肢があまりなくて、戦闘がワンパターンのように感じられました。
シナリオは、私には苦手でした。
狙いがあってのものかもしれませんが、
「かつて勇者だったあなたに贈る英雄譚」「勇者が魔王を倒す物語」「王道(?)ファンタジー」
という紹介文や宣伝から想像・期待できる内容とは真逆の展開でした。
晴れやかな物語ではなく、奈落の底にひたすら落ちていくようなお話です。
嫌がるルクレツィアをアベルが脅して襲うシーンを見た時、プレイを諦めようかと思いました。
それでも最後までプレイしたのは、本当に最後まで救いはないのかが気になったからでした。救いはなかった。
紹介文に注意喚起を入れるか、もう少しゲーム内容を想像できる紹介文にした方が、
このゲームを好きになってくれる方が手に取りやすくなるのではないかと思います。
ゲーム内でアベルの過去についてそこまで語られないので
悪逆非道の限りを尽くすアベルに感情移入できませんでしたが、
その辺りを丁寧に掘り下げた上での復讐の物語としてプレイしたなら、また違う印象になったかもしれません。
プレイしていただきありがとうございます。
■システム面
スキルツリーの選択肢が少ないのはご指摘のとおりです。
元ネタのドラクエやLIVEALIVEに登場するスキルをモチーフにするという縛りがあるのと、
スキルが多いとクールタイムの隙が埋まってしまい、無意味化するためそうなってしまいました。
次回作では改善します。
■シナリオ面
まず言っておきたいのは雪之﨑さんの受け取り方は正しいということです。
自分はアベルを感情移入できない絶対悪として描きました。
自分は政治や社会について真剣に考えRPGというものについて再考した結果、勇者は悪の存在であり勇者が敵地を征服して王となったとき魔王と呼ぶべき存在となるという結論に至りました。
そして侵略と性暴力は切り離すことができないという歴史的事実と詳細は伏せますが現実のある事件から、自分の訴えたいことを表現するためにはこの作品には絶対に性暴力描写が必要だと考えました。
不快になられるのも当然ですし、事前に注意喚起すべきというのもその通りだとは思います。
ただ、自分がこのゲームを届けたいのは「勇者」を善だと思い込み、娯楽としてRPGのテンプレートを消費する「普通の人」なので、事前に注意喚起してしまうと届けたい人に届かなくなってしまうんです。
(一応R-15という最低限の警告だけはしてあります。)
雪之﨑さんを傷つけたことにはお詫びします。
貴重なご意見ありがとうございました。
システムはとても安定性があり無駄の無い創りの良さを感じました。
そしてキャラクターのグラフィックは個性的で好印象です。
バトル調整が絶妙で対策が足りないとゲームオーバー必死というのも
緊張ある戦闘が楽しめました。
ストーリーの創り込みも良く時間をかけて探索する意義のある作品で
す。プレビュー評価が良いのも飲み込めました。プレイヤーが深堀し
て色々な遊び方が楽しめると思います。
プレイしていただきありがとうございます!
システム・ストーリーともに評価してくださり、ありがたいです。
無駄がないようにしたかったので我が意を得たりという感じです。
レビューありがとうございました!
バージョン1.04bでEND1・END2ともにクリアしました。
とても面白かったです。
世界観や登場人物たちの掘り下げを(おそらく意図的に)
大きく排除した作りになっており、好みが分かれる作風ではないかと思いますが、
上記のような作風もあってストーリー進行は非常にテンポがよく、
最初から最後までだれることがありませんでした。
また、大きく掘り下げられなかったことでアベルという人間に興味を引かれました。
例えば、フレールにおいてアベルはアルカディアの兵士たちに、
魔族の中で主導的地位にあった者及び、魔族に協力的だった人間を
斬首し晒し首にするよう命じました。
おそらく、のちに訪れるカーリとヨルズでも同様の凶行に及んだと思われます。
ですが、一般市民的立ち位置の魔族の殺害には及んでいません。
(宿屋の受付やヨルズの住民など、少数の魔族が生存している)
これは彼に僅かに残された良心によるものか単なる気まぐれか…。
いずれにせよ非常に興味深い人物でした。
ゲーム本編の面白さだけではなく世界観や登場人物に関して想像が膨らむ作品でした。
本作と出会う機会を与えていただき本当にありがとうございました。
プレイしていただきありがとうございます。
セリフや描写の簡潔さは自分の長所であり短所でもあると思います。
肯定的な評価をしてくださり、ありがたい限りです。
アベルの邪悪さは徐々にエスカレートしていくように設計しました。
モブの一般魔族の存在に着目して行間を想像していただけて非常に嬉しいです。
レビューしていただきありがとうございました!