魔王の帝国が世界を支配しようとしていた。
いにしえの勇者の血を引くという大勇者ハイドロは、魔王の脅威に対抗して人々をまとめようと、王国を建国し自ら王となる。
一方、山奥の村で暮らしていた青年コバルトは、仲間と共に魔王討伐を志して旅立ち、その途中でハイドロと出会う。
ハイドロからその腕を見込まれたコバルトたちは、王国の勇者として活躍してゆく……。
シンプルなシステムで超王道のRPG。
大河ドラマのようなストーリーで、プレイ時間は30時間前後の長編作品です。

主人公コバルト最初のミッション

主人公の相棒で神官見習いのニッケル

魔法が得意な旅の踊り子、紅一点セレン

旅の戦士で頼れる兄貴分マンガン

いにしえの勇者の末裔という大勇者ハイドロ

国王ハイドロの命令で活躍するコバルト一行

スキルポイントを割り振って強力な特技を習得

頭を使うダンジョンギミックも各所に配置

安心と伝統のターン制フロントビュー戦闘

街の人々の話にも有益な情報が多い
ゲームポイント
シンボルエンカウントだが普段はシンボルが見えない不可視シンボルエンカウント
安心と伝統のオーソドックスなターン制フロントビュー戦闘
スキルポイント(SP)を割り振って強力な特技やパッシブスキルを習得
街の人々との会話の中に重要なヒントが隠れていることも
解けた瞬間が爽快なダンジョンギミック
本棚の秘伝書、収集アイテム、闘技場など、サブイベントも充実
最も注目してほしい点、力を入れた点
同じモブキャラでもストーリーが進むとセリフが変わる人もいます。ぜひ街の人との会話を楽しんでください。
更新履歴
2025/06/16 βテスト版公開(ブラウザプレイ版)
2025/08/31 正式版リリース(ブラウザプレイ版)
2025/09/27 ダウンロード版(Win/Mac)リリース
2025/09/30 賢者の墓イベント後に最下層まで戻った際にキャラが残っているのを修正
2025/10/02 夜のイベント中にテレポート等を使った際の挙動を修正
2025/10/03 小さな鈴の占いで一部の判定が漏れていたのを修正
[王国の英雄]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- R-12指定(12歳未満禁止)
- 対応OS
7 8 10 11

- 制作者
- panda
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 189MB
- Version
- 1.1.3
- 最終更新日
- 2025年10月 3日
- お気に入り
- 票1票
内容は面白そうだけど顔グラフィックが・・・
せめてフリー素材でもいいから使ってほしかった
24時間でクリアまで進行。
レベルは63まで上げました。
■シナリオ3
進む度に新要素が続々と登場し、この連続でお話が続いて行くので場当たりな感じが強めですが、赴いた先での小話に一捻りあるため投げ出さずに読み進めることができました。
また、"人間の力を一纏めにするために"という大目的が話の芯になっているので、新要素の頻出によるお話のとっ散らかり具合もいくらか抑えられている印象です。
中盤はハイドロに不穏な気配が漂うあたりから面白さが増していき、終盤では人間的なドラマがしっかりと魅せてくれました。
気になった点としては以下。
・システム的で場当たり的な進行だったこと
上で軽く振れた通り。
・必要以上にお話が引き伸ばされているよう感じられたこと
何らか理由付けされて新たな場所に行くのは上で触れた通りですが、その何らかの理由が後から後から次々と出てきて話の核心部分へなかなか迫って行きません。
しかも新たな土地にはもれなくダンジョンがついてました。
■グラフィック4
特に違和感ないです。
■サウンド4
ボス戦で画像とBGMの派手さに乖離があるな~、と感じられる箇所がちらほらありました。
印象に残っているのは人狼村の悪魔戦。
ラスボスの優勢になった際のBGM変更は気分アガりました!
■システム2
24時間もプレイしたので書きたいことがいっぱいありますが、とりあえず以下の4つだけ書きます。
・武器の格差
雑魚戦の処理には全体攻撃魔法の使用に適した杖が便利、ボス戦には乱れ突きが強力な槍が強かったですね。
メタル狩りに短剣、DEFのデバフ用と素の攻撃力が優秀なので斧も中々頼れる。
剣と鞭の上手な使い方はちょっと分かりませんでした。
TP25のスキルがその武器の優劣をほとんど決めていた印象ですね。
TP65、TP100のスキルもありますが、それらは消費TPに見合った効果を感じませんでした。
余談ですが、序盤はセレンを鞭主体で育てていて、途中から徐々に苦しくなってきてストレスで頭がハイドロになりかけましたが魔法重視に変えたらすごく楽になりました。
育成の選択は本当に大切ですね。
SP振り直しのアイテムとっておいてよかった…
鞭はせめてマンガンが使えたら印象も違ったかも。
力が強いけど鈍足な彼が鞭を持った場合、力が強いのは相性がいいけど鈍足さで全体攻撃がイマイチ活きないので、これをカバーするために敏捷さ重視のビルドが要求されて、鞭マンガンという新たなカテゴリの創出で幅が出せそうです。
すみません余談でした。
・戦闘
全体的にかなり意地悪だと感じました。
雑魚敵の攻撃もそこそこ痛いですし、何より状態異常が辛く、かなり序盤の内から雑魚敵がガンガン状態異常を使ってきます。
こちらの最速キャラのセレンより素早い敵もゴロゴロ出て来るので、敵の先手で動きを封じられて雑魚戦闘に数ターン要するなんてのも当たり前のようにあります。
戦い方が確立するまでは、移動中に小まめにメニューを開いて毒やHPの回復も必要で、この作業を手間に感じやすいです。
また、敵の防御性能もばらけており、弱点属性や耐性属性が異なる敵が一緒に出て来たリ、魔法に強い敵や物理に強い敵が一緒に出て来たリしていて、気持ちよく一掃できないことも多いです。
ただ、厳しい敵の傾向を把握して、「じゃあどうしようか」と対策を考えるのも楽しい部分ではあります。
新しい街に行ったばかりの状況だと大抵お金不足で装備が新調出来てませんから、稼ぎプレイを通して苦戦していた敵に楽に勝てるようになるのも成長の実感があっていいですね。
そういったのがお好きな方にはいいかもしれません。
しかし、考えておきたいことがあります。
SP振り直しのアイテムは数が限られているレア品です。
手厳しい敵の傾向を把握して、「じゃあどうしようか」と対策を考えたところでSPの振り直しはそんなに何度もできることではありませんから、SP振り直しアイテムを持っていなければ結局は"稼ぐ"以外に選択肢はなかったりします。
・ダンジョンの進行
面倒だけど乗り越えると楽しい。
敵が厳しい強さ、ギミックも含めダンジョンがそこそこ複雑、シナリオ全体を通してダンジョンの数が多い、これらのことから面倒に感じることが多いです。
しかし、MP回復薬が限られているのでMPをどう管理するのかに頭を使うところや、なんやかんやクリアできる難易度、道中の戦闘での稼ぎが積もって成長していくところ、これらは面白い部分でした。
実際に何度かやったのですが、きつい時は1度目の探索は宝箱回収と割り切り、2回目の進行でクリアを目指す。みたいな進め方をしました。
2回目の挑戦では装備もいくらか買い揃えていて、敵が強かった分だけ成長も実感できて楽しいです。
ギミックに関してはちょっと厳しすぎかもと思うものもあります。
ピラミッドですが、進行のヒントのダンスが長かったので見た際に覚える気にならず、「現地に行ってから考えるか」とダンスを覚えずそのまま進め、セーブ&リセットを駆使して押し通りました。
もしも、想定されているであろう何かにメモして進むような進め方をしたら大変だったろうなと思います。
失敗したら下層に落とされますし、何か間違えたらメモが間違えてた可能緒性も考えられるのでダンスを見返すために街に戻る人も居たんじゃないでしょうか。
それは結構手間ですから、そういったことも考えると、もうちょっとゆるくしてあげてもいいと思いました。
ダンスの写真集をお店で売ってあげたり。
「綺麗なターン。ここで右回りよ」などとコメント付きでダンス時の場面を画像表示できるアイテムとか。
・TPスキルの使用
序盤はじれったい期間が続きます。
SPの振り分けがプレイヤーの意思が介入できる育成機能になっており、それによってTP消費のスキルも何個か取得します。
自分で育成方針を選択して、労力かけて育てて取得したせっかくのスキルです。
雑魚敵も強いし、ダンジョンも難易度高いですし、これらを通過するためにせっかく覚えたTPスキルをうまく使いたい気持ちです。
ところがいざ戦闘をしてみると、TP引継ぎのパッシブの能力を取得していなければ戦闘のたびにTPリセットですから、TP25スキルですら安定運用は到底無理で、TP65、TP100のスキルなんて序盤の内は通常戦闘で使うことはほぼ無理です。
本作、全体を通して雑魚敵に掛ける時間が凄く長いですし、戦い方を確立させるまでの間は「どう雑魚を通過するか」は結構考える部分だと思います。
他サイトのコメントのやり取りもちょっと拝見したところ、TPスキルはボスでちょっと使えればOKな扱いみたいですが、「雑魚をどうしのぐか」を考えていて育成の結果TPスキルを手に入れたけど使い難い、という状況になったら「取得したTPスキルが雑魚戦で使い難い。むむむー」ってなるのは自然かと思います。
ちょっとこう、意図とは違うところでプレイヤーに不要なストレスを与える設計になっているかなと思います。
■オリジナリティ3
シナリオとか船のBGMとか、色んな所で「ドラクエが好きなんだろうな~」と感じました。
ドラクエにもこういった展開ってあったと思うんですが、隠れ道を通って秘境に辿り着く際のあのワクワク感いいですよね。
冒険してる~って感じがあります。
東の大陸の山で囲まれた場所へ行く件です。
悪かったオリジナリティとしては、面倒な箇所が多いところですね。
■総評3
クリアまでやったあとの感想としては「面白かった」ですね。
盛り上がるところや人間ドラマなど、見せ場はしっかり見ごたえがありますし、終わり方もさわやかですから、クリア後の印象はとても良いです。
しかし、これはクリアした今だから言えることであって、道中で受けたストレスは相当なものでした。
ダンジョンの繰り返しとパターン化されたシナリオ進行はとても辛かったです。
4にするか迷いましたがこの辺考慮して3にします。
シナリオ自体は魅力的ですし、ハイドロとの終盤のやり取りは激熱で胸にこみあげるものもあり本当に面白かったです。
面倒さが強いものの戦闘やダンジョンにも面白味は充分詰まっています。
テンポの悪さがなければ広くお勧めしたいですね。
ダウンロード版リリースが27日なのに、こちらではダウンロードが出来ないのですね。
10月まで待ちます。
質問、この作品では武器や防具、装飾品や道具の合成とか、
収集アイテムがあるなら、そういうのもあって良いのだけど。無いの?
ダウンロードは外部サイト(自サイト)からのみとなります。
複数の場所でダウンロードできるようになると管理の手間が増えるため、1か所に集約しています。
装備の合成は、あると言えばありますが、最終盤のオマケ要素でありいわゆる合成システムとは異なります。
いわゆる合成システムに関しては、素材を集めるために寄り道が多くなる、相対的に店の存在価値が薄れる、合成した/しないによって戦闘の難易度が大きく変動する、などの理由から採用していません。