生きとし生けるものを蝕んだ魔王は滅ぼされ、人々は人魔の不毛な争いから解き放たれようとしていた。
そんな世界を舞台に、とある不幸な兄妹が紡ぎ出す後日談。
ストーリーにはシリアスな面もありますが、基本的には仲良しな二人のほのぼのとしたやり取りがメインです。
プレイ時間は1~2時間程の短いゲームですが、ちょっとしたやり込み要素もあり。
尚、ゲームの難易度は、ノーマルモードとハードモードの二つから選択可能となっております。
喧嘩っ早い兄とクールな妹の二人旅
魔物との共存が人々の間に根付き始めた世界
あの手この手で戦いを有利に進めてください
魔物図鑑もあるよ
ゲームポイント
・プレイ時間は1~2時間程度
・基本ほのぼの、時々シリアス
・難易度は二種類から選択可能
・プレイにはRPGツクール2000RTPが必要です
更新履歴
トラップに対する救済アイテムの導入、一部ストーリーの手直しなどを行ったver1.26を公開しました。
[非行兄妹と後日談のアリア]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- Me 2000 XP Vista NT 7 8
- 制作者
- 鍵虫
- 本体サイズ
- 8.14MB
- Version
- 1.26
- 最終更新日
- 2016年1月23日
- お気に入り
- 票0票
面白そうではあったがダンジョンが広すぎて探索が苦痛だったので割と早くやめました
本作のストーリーは「チンピラまがいなノエルと、クールなアルマの二人の兄妹がある目的で大聖堂を目指す」というもの。あるいは「人と魔物が共存する救われた世界で、救われなかった兄妹」と「アリアの後日談」の二つのストーリーから構成されている、とも言える。
人の醜さや愚かさが描かれ全般的に暗い世界観であるが、兄妹の仲の良さは微笑ましく、遊んでいても暗い気分にはなりにくい。
ストーリーも良いが、他にもモンスター図鑑(アルマの手帳)は、各モンスターごとに付属されたアルマのコメントがなかなか面白く、全て埋めたくなってしまう。あと、RPG2000で作成されたゲームのほとんどは起動すると全画面表示ものだが、ウインドで表示されることも地味に嬉しい。
欠点に思えたのはダンジョンで、全体的に面倒なのだが、とくに二つほど気になるところがある。
まず「瘴気の森」の中盤。ヒントらしきものはあるものの意味がわからず、思わず投げ出しそうになった。正解のルートを選んだ時と、不正解の時では演出が異なるので、私はそれをヒントにして強引に突破したが、もしこれから遊ぶ人は事前に「旅の栞」を最低でも五つは用意しておくと楽になるだろう。
次に「最後の洞窟」の落とし穴。ヒントはすぐに分かったが目印を見失いやすく何度も落ちた。気が付きにくいものの一応は救済アイテムが存在するので、手に入れられれば他のダンジョンも含めて攻略は楽になるだろう。以上の二点がとくに気になった点である。
最後に、魔王の「世界を一緒に滅ぼさない?」の問いかけに対する兄妹の返事や、隠しエンドでの船上での会話はグッとくるものがあった。
暗い話ながらハッピーエンドで終わる話が好きなら、おすすめできる作品である。
瘴気の森が抜けられず詰んだ
ラストダンジョンの落とし穴ラッシュが辛かった