■特徴:
システム的には目新しい部分はない、ストーリー色の濃いRPGです。
難易度もゆるめを目指しており、お話をお楽しみください。エンド分岐なし。
■お話
風水士のフォッグは依頼請負人。人々の悩みを解決して生計を立てます。
物語は、一人の女の子の護衛を頼まれるところから始まります。
見た目ほど簡単ではなかったその依頼、どのように解決するのでしょうか?
そして話は段々と広がっていき、お世話になった孤児院の面々、隣国の陰謀、
神を名乗る破壊的な力を持つ存在、帝国の突然の侵攻……
様々な要素が複雑に絡んだ物語をお楽しみください。
仲間と、戦いと、生きるための物語。
・戦えないヒロインが、守られるだけじゃなく仲間としているために
いろいろ考え、がんばります。
・相棒は羊です。タフガイです。
・戦闘に参加するメンバーは4,5人ですが、それ以上に、
苦楽を共にする「仲間」が登場します。
※以前連載形式で公開していた作品が完結しましたので、
一つにまとめたものです。

タイトル画面通り、ちまちまキャラが動く感じ

なんとなく深そうなことを言います

魔法が飛び交います

空も飛びます。いえ、人は空を飛べません。

基本は軽いノリ。でも時にはまじめなお話も。

戦闘はあっさり風味。難しいことは言いません。
ゲームポイント
・プレイ時間は現在10~15時間程度。各章1時間。
・それなりに敵を倒してレベルアップしていれば、ボスには勝てる難易度。
・国同士の戦いがあったり、それに巻き込まれたりする展開が好きな方に。
・個性豊かな仲間たちや、味方だけでなく魅力的な敵陣営が登場。
登場人物は40人を超えます。
最も注目してほしい点、力を入れた点
小気味よい会話のリズムや、動き回るキャラたちの動きを見てもらいたいです。
[エレメンティア・メンバーズ]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
XP Vista 7 8 10
- 制作者
- cocotori
- 本体サイズ
- 52MB
- Version
- 12.0
- 最終更新日
- 2018年10月 9日
- お気に入り
- 票1票
イベント時のキャラチップ(ホコグラ)での表現、演出がサウンドも含め本当に素晴らしいです。
キャラが本当によく動くし、パーツの欠損などもちゃんとわかる。
術や剣戟などエフェクトも手抜かりなく表現されています。
キャラチップでしっかりと見せるために、かなりの力を注いでいるのでしょう。
何パターンかあるタイトル画面からもその一端がうかがえます。
そして描かれるストーリー。
ひょんなことから世界の争いに巻き込まれながらも、
偶然寄せ集まった者たちが主人公を筆頭とした集団となり。仲間となり共に生き抜く。
もったいない点もありはしますが、物語を見事に描き切っていると思います。
本作の大きな魅力はキャラクター。
人だけでなく羊や神など個性的なキャラが数多く出てきますが、皆それぞれの考えや想いがあって、
それを丁寧に描いているのでキャラクターを実感できます。
主人公は風水士だが万能でも超人でもないし、とある過去をひきずっているわけですが、
彼の弱さとか人間味溢れる描写は特別良いと思いました。
ただキャラがよく描けているだけに、主人公たちが苦しむ展開や場面が多いのは好みが分かれそう。
また、それにしては元々は寄せ集めに過ぎず万能な強キャラが居るわけでもない主人公軍団の被害が少なすぎるのが気にはなります。このゲームの作風も相まって。
そう言われないために早々に一人退場させたと推測しますが、国の軍団やそれ以上を相手にしたりする割には、困難な展開ばかりの割には。と少々ご都合的に感じるのは否めません。
ちょっとした理由付け(一例ですが裏での努力や連携を深めたり力を付けている場面を入れる)
でもあれば少しは印象も変わってくるのですが。
もったいないと感じるのは、キャラの把握に難があること。没入感も削がれます。
この原因は単純。キャラが多いのにキャラチップと名前だけで全てわかってもらおうとしているためです。
構成の問題も多少あります。
本格的に話が動き始めてからシナリオに関わる重要なキャラが多数出てきますが、
そこからの場面転換が多く転換後の場所や状況の説明も無い。また一部(過去編とか)は拘束も長い。
本作の主題がややぼやける感すらありますがそれは置いておくとして。
これ誰、話がわかりづらい、覚えていられない。人によってはこうなる可能性も。
話に関わる重要キャラがかなり多いのですから、例えば印象に残るように顔グラを入れるとか。
もしくはホコグラ込みのキャラ辞典を入れるとか。物語のあらすじを読めるようなものを入れるとか。
素人が少し考えただけでもこれだけ挙げられるので間違いなくどうにかできたはずです。
ちなみに、最後のほうだけ前章のあらすじや場面転換後の場所表示がありますが、
今からでもそれを2章から全て入れるべきだと思います。助けになります。
ストーリーが強い作品なのでゲーム的な部分について触れる批評は少なそうですが、
そちらに目を向けると。申し訳ないですが少々厳しいことを言うかもしれません。
バトルはよくあるターン制。雑魚からは確実に逃走可能。ストーリー物だからか全体的に易しめ。
戦闘バランスも取れています。が、それはそうでしょう。
12章ある各章ごとに主人公たちのレベルや所持金などが調整されるので。
これをもっと具体的に書くと、章の切り替わりで設定レベル、設定金額、設定アイテム数に強制的に調整されるということです。(全アイテムではない。主に回復系。一部は余剰分持ち越し可)
ここまでやると意図した難度に出来るし戦闘バランスを取るのも苦労しないで済むし、
作者としては良いことばかりでしょう恐らくは。
個人的な感想から述べると、つまらないとまでは言いませんが戦闘する意味が薄く面白みに欠けました。
雑魚戦の殆どは後述する武器モニターの為だけにしていたと言ってもいいくらい。
ここまでレールを敷くなら極端な話RPGじゃなくてもいいんじゃないですか。
というのは半分冗談ですが、客観的に見てもこういった遊び方の自由度を極端に狭める仕様は
否定的な意見が出るのはまず避けられません。
これに関連して。先程少し触れましたが主人公武器のモニター制度は面白い試みです。
ですが結構な戦闘回数を要求する仕様がこの強制調整と嚙み合っていません。
雑魚戦に意味を持たせる為だけにこのシステムを入れた。そんなことはないと思いたい。
システム的なことで言うと、製作がツクールXPと古いものなのはわかりますが、
シフトキーではなく、それ以外のやり方での戦闘高速化が欲しかったです。
欲を言えばデフォが徒歩でなくダッシュに変更出来れば。
v12.2。クリアまで約12時間。読むのが遅いので時間かかってるかも。
ネガティブなことも結構書いてしまいましたが、
ゲーム的な難点を差し引いても人を選ぶ部分があるにしても、やる価値はあります。
気になる点のほとんどは連載形式だったことと制作ツールの古さに起因するものだと思うので、
新しいツールでのリメイク版が出来たらいいなと淡い期待をこめて。
現在プレイ中の者です。楽しいゲームをありがとうございます。現状シリウス君とリネンちゃんが好きです。
バグと思われる箇所を発見しましたので、ご報告させてください。(バグで無かった場合はその旨ご指摘ください。)
<内容>
主人公、ラフィン、灰狼団のパーティで、難民が発生する章にて、選択によって時間と疲労度が変わる場面があるかと思います。
ここで、最初の選択肢を選んだ次の箇所で、「偵察を派遣しますか?」のメッセージが出ますが、この時「いいえ」を選んでマップを引き返すと、どこにも出られず詰んでしまう・・・気がします。
ファンバルカとビエネッタのやり取りも過去に拝見しましたが、cocotoriさんの作品はキャラクター同士のやり取りが軽快で、キャラの描き分けや言葉選びに丁寧にこだわられているのを感じます。
お忙しいと思いますが、これからもゲーム制作応援しております。
問題点は以下の通りです。
・説明が少ない。
何処に行けばいいか分からなくなる。
・スクリプトの使いすぎで、ごちゃごちゃ。もう少しまとめてくれると嬉しい。
・会話が子供向け(?)
これくらいかな。
それ以外は普通に楽しめました。