その、世界を救いたいと願う真っ直ぐで純真な想いは、
孤独を恐れる幼き子供の悲痛な叫びから始まった。
後ろ手に武器を備えながら握手を交わして平和を約束する時代。
その平和を叶える為のひずみと軋みと悲しみが、世界のあちこちに生まれていた。
これまで絶対的支配者であった魔物、そして魔王の存在が人々の心から薄れていき
人類の幸せの形が、単なる世界平和にとどまらず
個人の快楽の追及へと次第に移り変わり、幸せの形が多様化する混迷の時代。
世界中の全ての人々が救われる事を世界の救済と定義するならば
何を想像し、何を為して、何を打ち立てれば、それは叶うのだろうか。
この世界の要となる理に触れた少女と、
世界のひずみに落ち込み、その少女を心の拠り所にして生きて来た少女がいた。
二人は、人類にとっての新しい居場所を見つける事が『人類の救済』と定義し、
旅を続けていた。
狭い部屋に押し込まれるからこそ、争いは起きるのだと。
全ての人々に居場所を用意する事が、幸せそのものではないとしても、
その第一歩なのだと。
強制される事なく、自らの意志で
その新しい居場所に行ける"機会"を、人類全てにその選択肢を用意するべきなのだと、
二人はそう考えた。
無限に広く、永遠に新しい――二人が選んだ人類の新たな居場所は、宇宙。
これは、人類と自身の救済を願い
世界の理に振り回されながらも、その行く末を見定め、
安易な平和の手段である巨大な力の思惑に呑まれる事無く、自らの意志を貫き通した
ある二人の少女の物語である。
※このゲームは、ある星・ある世界において、
数世紀に渡り繰り広げられる戦乱の一部を物語として演出したものです。
同世界観にて描いた拙作「Earth AS EARTH」、「ファイアフライ」、
「モンスター・ロボット」と合わせてプレイして頂くと、
今回の物語"3つの星 ふたつの心 一つの世界"に繋がるまでの一連の背景、
取り巻く世界観、登場人物の詳細な背景などを
より一層深くお楽しみ頂けます。宜しければ、合わせてプレイ頂けると幸いです。
ゲームポイント
◎プレイ時間
6~8時間程度を想定しております。
◎ゲームシステム
戦闘にて経験値を稼ぎ、レベルを上げて、強い敵が存在する次の目的地へと進んでいく、
オーソドックスなターン制のRPGとなっております。
◎キーボード、マウスでの操作方法
○移動
上移動・↑方向キー、あるいはテンキー8
左方向・←方向キー、あるいはテンキー4
右方向・→方向キー、あるいはテンキー6
下方向・↓方向キー、あるいはテンキー2
○指定した場所への移動
キャラを移動させたい場所を左クリック
○決定・キャンセル・メニュー
決定
Zキー、エンターキー、スペースキー、選択したい項目を左クリック
キャンセル、メニュー画面呼び出し
Xキー、Escキー、テンキー0、右クリック
◎免責事項
個人の趣味活動のため、動作や内容について保証はありません。ご自身の責任にてご利用ください。
最も注目してほしい点、力を入れた点
未だ、世の中には説明の出来ない不思議があふれています。
その事実を無慈悲な試練と受け取るか、素敵な奇跡と考えるか……
世界のどこかに理由はあるのかも知れませんが、
人間がそこに到達出来るとは限りません。
遥か理解の外にある、残酷な世界の奇妙な不思議を目の当たりにした少女。
この物語は、ある二人の女性が、
そのありのままの現実を受け入れる過程を描いたものになります。
更新履歴
更新履歴
2019/5/12 Ver 1.00公開
2019/5/19 ver 1.01に更新
・シナリオ、システムに影響のない一部軽微な不具合の修正
・ダンジョン・森の浮橋のエリア移動に関する不具合を修正
2019/5/29 ver 1.02に更新
・一部エリア移動に関する不具合を修正
[3つの星 ふたつの心 一つの世界]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 対応OS
- 8
- 制作者
- まりすえす・さーど
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 262MB
- Version
- 1.02
- 最終更新日
- 2019年5月30日
- お気に入り
- 票1票
RPGというよりノベル、シナリオは三章に分けて、軽いHシーンまである
ストーリーは人を選ぶ、回りくどいというか哲学(宗教観や心境など)というか
感性が足りない自分には合わないのでだらだら長い会話ほぼ連打
4時間だけクリア申し訳ない
ゲームについて
自作UI相当キレイ、全体の雰囲気はいい感じ
モンスターもそれに合わせて色合いを微調整しているみたい
装備はバランスブレイカーが存在
砂海の最強武器+店武器+フルパワーフレーバー(攻撃1.5倍、回数+1、防御0)*3
ラスボスの第一形態と第二形態すらファビオラで1ターンキル
ラストダンジョンの雑魚を倒すとズズズズズゆ~っくり沈んでゆく
こういう演出は必要があるだろうか
貴重なご意見、心より感謝致します。
異なる視点から頂戴しました、ご評価・ご指摘は、
今後の創作活動において何よりの糧となります。ありがとうございました。