ここは人間と精霊が暮らす世界。
人間が魔法を使うには、それを精霊から借りる必要があった。
そこで人間は自分たちに都合よく魔法を貸してくれる精霊を望んだ。
その結果ある学者が完成させたのは、限りなく精霊に近い生命体、
”フラスコビー”であった。
■制作ツール
RPGツクールMV
ゲームポイント
プレイ時間:4時間
おねショタ要素が強いです。
RPGとしての難易度は低めです。
敵グラフィック、立ち絵が全てオリジナルです。
最も注目してほしい点、力を入れた点
世界観設定に力を入れました。
[マイナと人工の精霊]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 10
- 制作者
- 配線足ダコ
- 本体サイズ
- 479MB
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2019年10月23日
- お気に入り
- 票3票
私は文字を書くのがが苦手なので周りの方みたく長文のレビューは書けませんが…よりあえず感想だけ面白かったそれだけです。
ネタバレを盛大にしているので閲覧注意。人工の精霊「フラスコビー」を巡る物語。シナリオは前半と後半で雰囲気がすこし違います。前半のわちゃわちゃした二人旅はプレイしていて微笑ましくコミカルなもの。後半からは「共存」をテーマにしたハード展開になっており、温度差はかなり激しいです。またエンディングも主人公二人の選択が(本当にそれで良かったのか)と疑問に思え、更にラストに明かされる「真実」のおかげもあり決して後味が完全に良いものでもありません(ラストに救いはありますが)個人的には好きですが、そこは好き嫌いによるところだと思います。また気になったところは前半は基本的に丁寧に展開していったのに対して、後半はちょっと急展開気味だと感じました。伏線としても一応全て回収されるのですが、回収されてから時間がかなりたってから説明が入るのもあり、中途半端に思うものもあります。また「実はあのキャラとこのキャラは同一人物だった」という展開がいくつかあるのですが、正直唐突にも感じられ少し矛盾もあります。ただこういった展開は全て後半なので前半には見られません。シナリオ上破綻している訳でもないです。全体的には良シナリオだとは思っています。
また主人公のマイナとルキを始めとしたシナリオを盛り上げるキャラクターは皆魅力的で生き生きとしています。主人公二人の絡みは本当に微笑ましくお似合いだと思います。また第一印象はシリアスですが2回目以降はコミカルな面を現すキャラクターがほとんどで意外性を楽しめます。私はトトちゃんが本当に可愛くて好きです。イラストも本当に可愛らしく綺麗でそれぞれのキャラに合っています。物語の大事な所にはスチルが少しあり、これも綺麗で盛り上げ効果はかなりあります。終盤のあるスチルは哀しいですが綺麗で大好きです。また私の本命である自作モンスター達も本当に可愛らしくて大満足でした。
戦闘面では雑魚敵の「フラスコビー」がドロップする魔法を装備し(設定上は仮契約)戦うというのが特徴です。ドロップ率は高いので普通にプレイしていても全て手に入ると思います。またボスは必ずドロップしますが、いずれも強力なのでこれだけでもクリアは出来ると思います。苦戦する箇所もそれほどは無く、かといって強いボスは強いので程よい難易度です。RPGが苦手な方でもクリア出来ると思います。
長々と書きましたがシナリオに少々難はありますが全体的には良作です。プレイ時間も3時間~4時間くらいなので短編RPGをプレイしたい時にオススメです。