【随想】『私が作るものはSTGさえ異端だったようです』
STG苦手な自分が、徹底したゲームバランス調整をしたものの、それも、ムダなことだったのか、な……と、今思う。
この単純なゲームシステムならば、あまり人を選ばないと思ったが、そう思うのは自分だけらしい……
FPSもSTGも全然苦手な自分に合わせ、調整した高難易度。それは、ゲーム慣れしている人には、「それなりに難しい」レベルかと思ったが、とんでもなく難しかったらしい、反面、わりと簡単にクリア出来る人もいる。
この作品のキモは、当時の自分が徹底的に調整した『ゲームバランス』。むしろ、そこだけが魅力だと考えていた。だが、ダメらしい……。あるいは、今の時代だからダメなのか……。
その結果――、このゲームの概要は、こうしよう。
「このゲームは、とてもとても難しいボス戦だけの、内容の薄いシューティングゲームです。
ごく、限られた人にしか受け入れられず。多くの人からはツマラナイと感じるゲームです。」
……作者としての私の臨んだ未来は、このゲームを色んな人がやって、プレイを競い合っている姿だった…………。それは、夢と散ったらしい。自分にも、自分の作るものにも、……その器はなかった…………そんな、どうしようもない実感がする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10年以上も埋もれていた無名シューティングゲーム。2006年製。
とてもシンプルなシューティングゲーム。戦闘はボス戦のみ。
操作は、方向キーで移動、スペースキーで撃つ、ただそれだけ。
だが、ゲームバランス奥深く、勝てそうで勝てない戦いが続く。
YouTubeの方で、私自身が、実況?プレイしました。それを見ていただきたい。(下記参照)
ステージは2つのみ。しかし、第二ステージの敵は、第二形態まであるので、ご注意を。
開発時はWindowsXPだったが、Windows7でも動く。画面右端がわずかに隠れるけれど。
このゲームは「Tonyu System」(豆乳システム)で作られています。
■敵を弱くした【弱化版】も作りました。
http://faust.goemonburo.com/subMakeList.htm#ctg_game
■プレイしてくださった方の動画(感謝!)
むぐぐぐ(旧:どらごん) さん [2012.12.05] https://youtu.be/EQ3cPRcizB0
Tatu O さん [2018.01.20] https://youtu.be/jUs_kcIe6hg
ねもねーど さん [2018.01.22] https://twitter.com/nemon_ade/status/955366805593251840
YouTubeでボス・シューティング[1,初代]を見る
ニコニコ動画でボス・シューティング[1,初代]を見る
ゲームポイント
・操作は簡単。
・戦闘はボス戦のみ。
・ファイルサイズは軽い!
・クリア時間は人によって大きく違う。
・弾は相殺できる!
最も注目してほしい点、力を入れた点
・【視認性】。背景は黒一色。だが、だからこそ、見やすい。
・【操作性】。シンプルでとっつきやすい操作性。
・リトライのしやすさ。すぐに再戦できる。(システムの重さを除けば)
更新履歴
※この作品は現在では開発を終了しております。
Ver.1.1 2006.08.11
フルスクリーンを可能にした。
Ver.1.0 2006.08.10
完成。公開。
[ボス・シューティング[1,初代]]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- シューティング
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- XP
- DL回数
- 制作者
- ワイヤー・パンサー
- 制作サイト
- wpMakeList
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 0.8MB
- Version
- 1.1
- 最終更新日
- 2006年8月11日
- お気に入り
- 票0票
この作品は、「動画向けではない」、「クリアさせる気がない=やりこみ甲斐がある という勘違いしてるゲーム」という評価もされる、哀しい作品……です。
「とてもとても難しいSTG」というのも、このゲームの要素の一つなので、難しいとダメだということを目の当たりにしたとき、……、この作品が無意味・無価値となったような……、そのような気がしました。後からショックが、ジワジワ襲ってきました。
もはや、自分の感覚・感性は、異端で、ダメで、……、人々との感性が違いすぎるみたいで……。
人に評価されるような、作品を、作るのは……、もはや諦めよう……。
これからは、やはり、人の評価を気にせず、自分の作りたいものを、作ってゆこうに、立ち戻る。
ごく一部の、一握りの人々にしか、受け入れられないのは、変わらないのだから・・・
人によっては、「中毒性がある」と感じられるハズ……なのだっ。
ポンポン、繰り返しリトライできる。
次は……、次こそは……! あと、も~~うチョイで倒せそう!
そんな、具合が、起こる、はず。