時は21XX年。
昔、この惑星は……様々な国が土地を分け合い存在していましたが、現在『ミッドアース』として統一され、文化・言語も共に統一化が始まりました。
−−と言いましても、元来存在して来た『国』という単位の概念はなかなか消えず、色んな文化・言語が混じり合うのは難しい事でした。
しかしそんな中、世界をまとめあげる政治組織はミッドアースでひとつだけの設置と決定され、この混沌とした時代、リーダーとなりうる政治家たちは、最初は世界平和を謳う集団で、積極的な統治活動をしましたが、ミッド各地で起こる紛争は手に負えなくなってきました。
紛争は秩序を乱し、世界の統一は無くなり、少し街に出れば、道行く人は敵か味方か、二択の判断を常に迫られました。
紛争による混沌が数年続いた中で、統治機能が働かなくなった政治組織では、国民に非許可で強制的に、ある法案を可決しました。
簡潔に話しますと、人間が増えすぎているという理由から、ある程度排除……この世から消される事が決まったのです。
それを行うのが鎌を持つロボット、『オールマイティジャッジメント』。
そのロボットは"適切に"、"要らない"人間を1時間ごとに決めて、発表して、1時間以内に絶対に排除を行うのです。
そんな『オールマイティジャッジメント』を取り巻く人々の、翻弄される物語と、抗う物語。
タイトル画面
スクリーンショット1
スクリーンショット2
スクリーンショット3
スクリーンショット4
ゲームポイント
全年齢向けですが少し残酷な表現があります。
申し訳ない程度のゲーム要素はありますがほぼ一本道のビジュアルノベルです。
だいたいプレイ時間は15分〜30分程度ですのでお暇つぶしにぜひどうぞ。
最も注目してほしい点、力を入れた点
物語の内容は過去何回も作り直していますので気合が入っています。
[オールマイティジャッジメント]の詳細
- 頒布形態
- ブラウザゲーム
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 制作者
- HIBIKI
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2023年7月29日
- お気に入り
- 票1票
これは、とても考えさせられる物語だな・・・と、思いました。
残酷と言えば残酷かも知れません・・・
けど、オールマイティジャッジメントを作った博士は、本当は、オールマイティジャッジメントがする事とは逆の事を望んでいた・・・あるいは、別の目的かも知れないけれど、
何かそんな感じがしました・・・
ヤバいものを作ったのはいけない事でしたけど、
本当に彼は悪だったのか?と尋ねられると、自分には一生その答えは出せないでしょう・・・
ストーリー自体も、少し似た話があったような気もしましたが、
とても良く描かれていて、凄いと思いました。
グラフィックは、タイトル画面の何とも言えないグラフィックは、これはこれで作品に良く合ったものだと思いましたが、それと対照的なものが最後の方で表示されるという演出が、何か上手く言葉に出来ませんが、凄く響くものがありました・・・
中には、正直、あまり眺めていたくないものもありましたが、作品を語る上では、面白みのあるグラフィックだなぁ・・・と、そういうのもあったので、上手く言えませんがいろいろなグラフィックが出ていて面白みがあるというか、魅力があるというか、そういうのを感じました。
サウンドは、結構合っていたと思います。
シーンあるいは章によって上手く使い分けられていたのもなかなか面白みがあると思います。
システムは、操作が簡単でしたが、少し動かし難いなぁと思いました。
独創性は、正直、どう説明して良いか分からないですが、
様々な登場人物達を描く、その、描き方や内容を評価して、4点をつけました。
総評は5点。
今の時代にも、もしかしたら合致する部分があるような気もするので、
多少の残酷さや難しさがありますが、いろいろな人に見ていただきたいですし、その上で、いろいろと考えて欲しいな・・・と、そう思えるような作品でした。
有難う御座いました。
お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません。
この度は本ビジュアルノベルをプレイいただき誠にありがとうございました。
ストーリーは何度も練り直しておりますため、そこをお褒めいただいたのはとても嬉しく感じております。
グラフィックはできるだけ万人に受けそうなものを選んだつもりでしたが、もしトラウマなどに訴えかけるものがあったのでしたら、ある意味成功と言えるのかもしれませんが申し訳ありませんでした。
私もこの作品には並々ならぬ思いをこめておりますので、悲しみを抱えている方、孤独を抱えている方にはぜひ読んでいただきたいと思っております。
長文の御心のこもったコメント改めまして誠にありがとうございました。
またなにか機会がございましたらその際はよろしくお願い申し上げます。