ガラティーン家のお嬢様である『アリス』が通う『セントポーリア学園』。
転校生のアリスは、友達である隣のクラスの『ショコラ』と共に、楽しい学園生活を送っているように思えた……が?
迷い込んでしまった操り人形達のサバトから、アリスは無事に逃れることができるのだろうか……。
どうにも押しが弱いおじいちゃん『ガラハド・ガラティーン』が、おじいちゃんへの好感度727%全振り状態の可愛い孫娘『アリス』にひたすらに愛でられ、振り回される、そんな短編のショートストーリーノベルゲーム『おじいちゃんとまごむすめ』シリーズの第5作目になります。
※ep5は陰湿ないじめの描写があり、人によっては酷く気分を害する内容となっております。ご理解頂ける方のみプレイをお願い致します。

本作を表現した不気味なタイトル画面

好きなエピソードを自由に選択

悲劇を見守る夕焼けの教室

お嬢様を案ずるメイドさん

まごむすめを守るおばあちゃん(お若い……)

可愛い妹分にたじたじのお姉ちゃん

このサバトからは逃げられない!?

見て見ぬフリはいじめと同義

愛するまごむすめを救えるか……?

演出にこだわったエンディング
ゲームポイント
・ティラノビルダー製
・『おじいちゃんとまごむすめ』シリーズ短編全5エピソード収録
・アクの強いキャラクター達が大暴れ!
[おじいちゃんとまごむすめep5~操り人形達のサバト~]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
8
- DL回数
- プレイ回数
- 制作者
- シン・タック
- 制作サイト
- MEMORY FRAGMENTS
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 110MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2019年12月14日
- お気に入り
- 票1票
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1時間20分くらいかかりました。
いろいろ、考えさせられる内容も含まれているし、凄く恐い描写もあったりしましたけど、一言で言うならとても良いお話でした・・・とても、一言では語れる物語では無いですけれど。
シナリオは、注意書きにもあるような描写が有りつつも、とても良く描かれていて凄かったです。
一部の表現は、全年齢向けで出して良いか分からないと自分は思いましたが、この作品を公開した頃は、多分、ゲームの年齢制限が、全年齢向けとR15しかなかったのではないかと思うので、R15というほどでもないと思いましたので、年齢制限は、間違いでもないかもと思いましたし、多少の、きつい表現がありつつも、いじめという行為自体、物凄く酷い事なので、多少の、暴力表現があるのは、物語の内容上、仕方ない事だと思います。
そして、それを、なるべく、年齢制限を設けず、いろいろな人に見てもらいたい為に、なるべく全年齢向けでもギリギリ大丈夫かもな感じで、この物語は描かれていると感じましたので、本当に凄いです。
文章力もかなりのものだと思いました、それぞれの登場人物の心情まで巧みに描かれていて、本当の悪は何なのかという事も描いていて、凄いと思いました。
いろいろ思った事や言いたい事はありますが、やはり、おじいちゃんは強い!
けれど、その、強いおじいちゃんの孫娘である、アリスにも驚かされました、彼女は、本当の強さを持っていたからです・・・
そして、そんな孫娘を持つおじいちゃんである、ガラハドも、本当の強さを持っていて凄いと感じたけど、それらの強さを持つ者同士が信じあうと、もっと強い力が出るんだみたいな事が書かれていて、上手く言えませんが、この物語の、そういう部分が大好きです。
上手く言えないけれど、すっごく勇気を貰ったし、自分も負けないで闘おう!って思いました。
つらかったり苦しい場面を描いてはいるけれど、それと同時に、それを乗り越えようとする描写も、良く描かれていて、本当に、凄かったです。
つらいシーンはあるものの、この物語は、何度でも読み返したい・・・特に、凄くつらくて負けそうなときに・・・
他にも、ショコラとアリスのシーンもあって、本当の友達が描かれていて、つらかったり暗かったりする描写が多い中で、ショコラと過ごすシーンが、本当に、凄く元気を貰える感じが伝わってきて、そういう描写もあるのが、凄かったです。
他にも、どんなに苦しくても立ち向かっていくシーンとかも凄く勇気を貰いました。
アリスがつらい時に、家族や友達が味方になってくれているシーンも好きで、そういうのが凄く伝わってきて良かったです。
グラフィックは、5点をつけましたが、いろいろ悩んだ上での評価です。
今作は、暴力表現がありつつも、年齢制限などの理由でからか、いろいろな配慮がされています。
文章とグラフィックとが合ってないシーンもあると思いつつも、そういうシーンを見ていた自分は、登場人物の、立ち絵を見て、次に、その時に出ている文章を読んで、プレイヤー自身が、自分の頭の中で、それがどういう状況なのかを想像できるか・・・そして、想像した場合、どんな気持ちがするか・・・それは人それぞれだと思いますが、自分はとても苦しかった・・・
上手く言えませんが、想像力を養う為に、あえて、そういう風に作っているのだろうと、自分は思いました。
暴力的なシーンは、例えば、画面を真っ暗にして、文章と効果音だけでも作れます・・・けれど、立ち絵を表示して、その立ち絵に合うかどうかは別として、文章を表示させ、あとは、プレイヤーの想像力に任せるみたいな感じでこの作品は描かれていると思ったので、そういう表現の凄さには、驚かされました・・・
あとは、様々なタイプのグラフィックのキャラクターが出ていたり、背景も、それぞれの場面に合っていると思ったので、その分も含めて、グラフィックの評価は高いです。
サウンドは、それぞれのシーンに良く合っていて凄いと感じましたが、
中でも、ガラハドがアリスの為に戦う場面が、まるで、自分がその場にいるような感じもして、本当に凄かったです。
効果音なども、それぞれの演出に、良く合っていると感じましたので、サウンドは高評価です。
システムは、多少の、読みにくさを感じつつも、誤字もあまり無くて良かったと思います。
操作も、クリックだけなので、簡単で良いですし、間違ってクリックしてしまった際も、バックログが見れるので、安心です。
多少の暴力表現等はあるものの、それなりに配慮もされていたところも良かったです。
独創性は、世界観を、一番評価したいですが、
素材の使い方や、演出も上手なので、そういうのを評価したいです。
総評は5点。
正直言うと、このシリーズは凄く好きですし、今作も、良い作品でしたが、内容が怖そうなので、ずっと、プレイを控えていました。
だけど、プレイし始める前に、ゲームの説明とかを見て、凄く気になった部分もあって、プレイし始めてからは、怖いけれど、どんな風に描かれるのかが気になって、もう、見ている途中で、アリスやガラハドを応援してました。負けるなーー!!!って。
何度も何度も、ゲームの画面から逃げだしそうにもなったけれど、怖かったシーンもあったけれど、もっと早く、この作品に出会いたかった・・・そう、感じました。
いじめというのは、昔から、社会問題の一つですが、そういう、物凄く扱いにくい事を、多少の怖さなどはあるけれど、この世界観の中で描いた・・・というのは、凄い!と思いました。
この物語を見た人が、いじめの怖さとか、人の中の悪意について真剣に考え、この世界から、いじめなどの酷い事が無くなっていったら…と、思います。
最後になりますが、今作も、おじいちゃんへの愛が沢山詰まっていて、やっぱり、そういう所も、この作品の魅力なので、好きですし、アリスの、ガラハドへの愛、自分は凄く好きだし、応援したくなるし、凄くカッコイイと思います!
それに、自分も、おじいちゃんが大好きなので、アリスの気持ちは分かりますし、自分も、おじいちゃんに助けて貰った事があるから・・・そういう描写も、何か、物凄く伝わってきて、それと同時に、大好きなおじいちゃんの事もいろいろ思い出せて、つらいけれどそれを乗り越えたらまた楽しい事が待ってたりするんだみたいなのもこの作品には描かれていて、そういうのも良かったです。
ラストシーンでの二人の会話も、表示されている言葉以上の意味が含まれていると、自分は思いました。そういうのを、あのような形で描いてるのも、凄さを感じました。
どんな困難があったとしても、立ち向かえるくらい凄い勇気やパワーをアリスやガラハドから貰えました。
有難う御座いました。
ムトト 様
こんばんは。
ゲーム制作者のシン・タックです。
とても嬉しいコメント有難う御座います。
いじめというテーマは暗く重く、子供だけではなく、大人の世界でも、ここまで酷くはなくとも、普通に見られる光景かと思います。
それでも、ベタですが、最後には愛や正義や希望が勝つのだと、そういうことを皆様に少しでも伝えられたらと思っておりました。
私の作品に込めた思いは、頂いた感想にしっかりと集約されていると思います。
プレイヤーの方々の心に、一つでも何かを残せたのなら、最後までゲームを作った甲斐もあるというものです。
これからも様々な形で、皆様に感動をお届けできたらと思っております。
この度は素敵な感想、誠に有難う御座いました。