何代にも渡り勇者と魔王の戦いが続くこの世界。
今代の勇者であるリードは、新たな魔王の誕生により魔王討伐の旅へ赴く事となった。
自分の力に自信たっぷりなリードは意気揚々と旅立つのだが、敵も仲間も美少女だらけで…
タイトル画面
余裕なはずの旅が…。
周りがシリアスな中、1人頭の中ピンク色の勇者。
高速戦闘でサクサク。敵も味方もセリフ付き。
約50種のサブクエスト・サブストーリー。
とある里。
とある町。
ゲームポイント
王道RPG風のバカゲーRPGです。
◆プレイ時間目安
サブクエスト、サブストーリーまで全部やって8時間~10時間くらい
フロレプレノ王国跡の城の中は入れますか?ストーリーが進まなくなってしまいました。
チートな勇者が女の子に弱いと理由で戦闘力が落ちてしまうことは面白いですね。
システム面もオート戦闘を採用しており、さくさくと進むのがいいですね。
勇者の家系に生まれ、歴代勇者の才能を全て受け継いだ当代のチート勇者・リード。
しかし彼は女性に全く免疫がなく、荒ぶる股間の聖剣(意味深)を抑えるため前かがみになり、
能力が大幅に弱体化してしまうのだった…という話。
まだ途中の段階ですがレビューさせて頂きます。
(ヴァイオラ・港町ユーカリのイベントまで終了し船を入手)
本作の紹介には「王道RPG風のバカゲーRPG」とありますがとんでもない。
「バカゲーの皮を被った、ガチなストーリーの王道RPG」ですよコイツは。
マップチップからキャラの立ち絵、音楽に至るまで有料素材を使用しており、サブストーリーやクエストも豊富。
特にサブストーリーは普通に良い話・アツい話が多く、バカゲーって何だっけ…という気分になりますねw
視覚面では主人公のリードを筆頭にMZやMVの汎用が多いですが(女の子除く)
汎用キャラも表情差分が多く、戦闘時に繰り出す大技は相応に演出も派手な点を評価。
音楽ではワールドマップの曲が心地よさを感じられて好きです。そのまま曲が変わらず戦闘に入るのも良い感じ。
操作性では高速オート戦闘が便利。
AIは強力な技を多用するのであまりオススメしない、と注意書きがあるものの
なんだかんだ使い勝手が良いのでついつい頼ってしまいます。転移の石で帰還もラク。
一方、難点はボス戦が若干難易度高めな点か。
ザコ戦は(MP消費を気にしなければ)上述の通り楽な部類ですが、
ボス戦になると基本殴るしかできないリードの無能っぷりが際立ちます。
一応アイテムや魔法印によるサポートは可能ですけども。
本作のTP技は奥義の扱いらしく、消費100の大技が1種類のみ。
持ち越しできないのでザコ戦で使う機会もありません。
しかしリードはこのTP技を歴代勇者の奥義として12個も持っているにもかかわらず、
前かがみ状態だと100まで溜めても全て使用不可というあんまりな仕様。
序盤のダリア戦で苦戦し、TPも溜まった絶好の使い所で使えないと知った時のガッカリ感がすごかったです。
マップの広いダンジョンが多く、そこに時間経過で敵が自然復活する仕様のためか動作もやや重く
回復ポイントやボス戦前の警告がない点もマイナス要素。
それでも総評としては全体的に完成度が高く、(良い意味で)バカゲーとは名ばかりの本格派な作品。
リードのスキル詐欺には腹が立ちましたが、そこ以外はかなり遊べる良作の部類だと思います。
結論から言うと、フリーゲームとしてはかなり高いクオリティと感じました。
王道RPG風のバカゲーの通り、行く先々の町や村で事件を解決しながら魔王を倒すための旅を続けるが、主人公のリードだけがちょっとおかしいって感じの話です。
バカゲーとは書かれていますが主人公以外はまともなので、ストーリーは基本的に真面目でシリアスな感じに展開されます。
正直やってる途中でバカゲーという事を忘れ、ラストの展開で「あっ、そういえばこれバカゲーだった」と思い出すレベル。
メインストーリー以外にサブストーリーという物もいくつかあり、サブスト専用の町やダンジョンマップまで用意されていて、そっちも楽しめた。
マップは他のゲームでよく見る、いわゆるサンプルマップが1つもなく、恐らく全て自作の綺麗な作りで、歩いていて飽きなかった。
ただ、一部の町や村がちょっと広すぎると感じました。
ボス戦は基本的に難易度高めですが理不尽という程でもなく、レベリングなしで突入しても回復を怠らねければ問題なく勝てる。
ただラスボスは結構きつく、仲間の1人が持ってる敵のバフを消すスキルが必須です。
更にそのスキルを持ってる仲間がヒーラーも兼ねてるので、全体回復できるアイテムを合成で大量に作っておかないと厳しい。
まとめると、無理にバカゲーにせず普通の王道RPGとして出してもよかったのでは?と思える出来でした。
港町サンスベリアはどこにありますか
ストーリー終盤に向かう町です。それ以前には向かう事はできません。
楽しくプレイさせてもらってます。
アイリスのスキル「かばう」の文章で、
「変わり」に受ける ではなく 「代わり」に受ける だと思います。