この物語は、アーツャパ村に住む3人の老人の日常を描いています。
ある日の事、村に住む3人の老人達は、勇者が未だに魔王を倒していない事に腹を立てます。
ですが、そんな時、老人達はある事を思いつきました。
それは、魔王城に行くまで、ザコ敵しか出ないルートがある…つまり自分らなら魔王を・・・という事でした。
こうして、3人の老人達は魔王城へと出かけました。
オープニング
オープニングにて、主人公・ローレンスの台詞
友人のうちの一人、フォボス
行商が魔王について教えてくれるが・・・
伝説の剣が無くても自分達の力で勝てると激怒する
酒場では食事ができる
戦闘画面
魔法発動?!
道中
道中には行商がいたりする・・・
ゲームポイント
プレイ時間は1時間くらいだが、工夫次第で短縮可能(詳しくは取扱説明書に記載)
プレイするにはRPGツクールVXのRTPが必要
マップが一つしかない
所々に回復ポイント的な場所がある
顔と敵グラフィックが自作素材
回復アイテムが無かったらセーブした場所によっては詰むかも
最も注目してほしい点、力を入れた点
シナリオや自作素材
[GⅢ]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- Vista 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- ムトト
- 制作サイト
- ムトトとルナの王国
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 0.5MB
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2010年12月12日
- お気に入り
- 票0票
プレイ時間約2時間50分、レベル14でクリア。
勇者が遅々として一向に魔王を倒せないことに憤慨したジジイ3人が、それなら自分たちで魔王を倒そうと画策する話。
本作は2010年、ムトト氏が2番目に作った作品とのことですが、プレイしてみると操作性の面で問題だらけ。
代表的なものを挙げると…。
・マルコが弱すぎ&遅すぎ。唯一の魔法ファイアも燃費が悪くて使いづらく(最弱の敵の)まる潰し以外役立たず。
・回復には10ゴールド必要だが、前述のまるは1匹で1ゴールド、かかしやろうに至ってはゴールドを落とさない。
そのため序盤は体力を回復させるだけで一苦労。ショップの薬草はさらに高額でドロップ率もかなり低い。
・敵は常に8匹で出現するにもかかわらず、こちらの全体攻撃手段は(実質的に)存在しない。1匹1匹倒す必要があり、テンポが悪い。
・戦闘不能を回復させるアイテムがない。このため即死攻撃しかしてこないカブリーヌは脅威でしかなく、倒されればリセット安定。
・回避不可の毒マスゾーンがあり、毒消しの数が足りないとセーブ場所によっては最悪詰む。
といったところでしょうか。プレイ時間のうち、最初の約50分は町周辺でのレベリング&金稼ぎでした。
(金策が厳しいので、序盤はレベリングせずさっさと南の森の行商人の所まで行くのが正解かもしれませんw)
一応ショップや回復ポイントは点在しており、また毒マスゾーンはまる8匹しか出現しないという配慮はあります。
またこのまるは最初から最後まで必ず2匹以上出現する、つまりまるが出ない敵出現パターンがないんですよね。
マルコの性能的にも、初めからまる潰し専門になることを想定していたとしか思えませんw
そんな本作の見どころはジジイ3人のトンチキでカオスな会話。
氏の作品では定番の要素ですが、この頃から既に確立されていたとは驚きです。
そしてこのカオスさの影に隠れていますが、勇者との戦いで戦死した友人を悼む魔物が登場するなど、
戦乱の悲哀や庶民の苦難に言及した、意外と重いストーリーもまた魅力。
自分もムトト氏の作品を色々遊んできましたが、ここまで明確なビターエンドは本作が初めてですね。
評価は難しかったですが、色々と考えさせられる作品でした。
レビュー有難う御座います。
プレイ時間にもですが、そのクリアレベルを見て驚きを隠せませんでした。
自分がプレイする時はせいぜい10くらいだからです。
この作品は2作目で、まだまだ上手く作れない(というか今でも上手く作れませんが)、そういう時代に制作したこの作品をそこまでプレイして下さる・・・感謝しかないです。
実は、マルコは、まる潰し以外にも役目があります。取説に書いてたと記憶しています。
自分の作品では、なるべく、役に立たない仲間を出さないようにしています。
そうする事で、誰もが何かの役目を持っているみたいな事を伝えるきっかけにでもなれば・・・と思っているからです。
定番の要素の確立・・・ですか?
正直に申し上げると、自分には良く分からないです・・・
成程、自分にはそういうのがあるのですか、教えていただき、有難う御座います。
これらの貴重なご意見、今後の制作に役立たせていただきます。
有難う御座いました。